はさみを正しく使えていますか?
ママライターが、当時4歳の息子とダイソーの「はさみの練習帳」に挑戦してみて感じたメリットやデメリット、練習帳をやるために役に立ったセリアの100円文房具についてまとめています。
ダイソー「はさみの練習帳」のメリット・デメリット
ダイソーで販売されている「はさみのれんしゅうちょう1きって!」を、当時4歳の息子と挑戦してみて感じたメリット・デメリットについてまとめています。
はさみのれんしゅうちょう1 きって!
ダイソーにて、110円(税込)で販売されている対象年齢3歳以上の工作ブックです。
出典:ダイソーネットストア
はさみで切ったカード状のイラストをのりで貼ると、絵が完成する仕組みです。
総ページ数は48ページ、1ページ目は使用方法などが書かれており、実際の問題は2ページ目から始まります。
左右のページで1つの絵(工作)が完成する構図で、ページの左側には使用する(切り貼りする)カード状のイラストが縦横の点線で区切られ、描かれています。
全部で24問の問題(イラストのテーマ)があります。
この24問のうち、最後の1問は塗り絵になっていることから、はさみを使用する問題は全部で23問あることになります。
この23問を、食べ物を切り貼りする問題・生き物(動物や昆虫など)を切り貼りする問題・そのほかに季節の行事や町の風景、部屋の様子などの生活に関わる問題など、3種類に分類してみました。
食べ物 | 9問 |
---|---|
生き物 | 5問 |
そのほか生活に関すること | 9問 |
一見すると食べ物を切り貼りする問題が多いという印象です。
出典:ダイソーネットストア
同じシリーズには、「はさみのれんしゅうちょう2 きって!ぬって!」もあります。
実際に、親子で練習帳をやってみて感じた主なメリット・デメリットを挙げてみました。
やってみて感じた「メリット」
●親子ではさみの正しい持ち方を確認するきかっけになった
●切り貼りするイラストカードが同じページ上にあるのが使いやすい
●全ページカラー印刷で100円はコスパが良いと感じた
やってみて感じた「デメリット」
●途中で飽きてしまった
●でんぷんのりを使ったらページが開かなくなった
全体の感想
切り貼りするイラストカードが、巻末などの別ページではなく、見開きの同じページ上にあるため、子どもが自分自身で使用するイラストを認識することができ、やる気のあるうちに切り貼り作業にうつれるのが、良いポイントだと思いました。
この練習帳を買って一番良かったことは、はさみの持ち方を改めて確認できたことです。
自宅で、はさみを使って自由に工作している分には、はさみを持っている時間が短く、集中してはさみの持ち方を確認する時間がとれないのに対し、この練習帳は徹底的に「切る」・「貼る」だけの問題が多いので、はさみを持っている時間が長く、その間はさみの持ち方を何度も確認することができました。
上図は、練習帳をやり始めた頃の間違ったはさみの持ち方です。
最終的には、何度かはさみの持ち方を確認して、正しい持ち方でイラストカードを切ることができました。
集中してはさみの練習をこなすなら、100円でこの内容量はお得だと感じました。
デメリットを挙げるとしたら、途中で飽きてしまったことです。
切り貼りするイラストカードは、切りやすいよう縦横の直線(点線)で区切られ、切り取り後はイラスト周りの余白も含んだ状態で貼る事になり、出来上がりは余白のせいで不格好にも見えます。
練習帳の問題(イラストのテーマ)はページごとに異なるものの、ひたすら同じ作業(切る・貼る)が続くためか、息子は“手が疲れた”と言って、少しやって飽きてしまうという動作を何日か繰り返していました。
また、練習帳の問題は、同じくダイソーで販売されているシールブック※に共通するものを感じます。
我が家は、このシールブックシリーズを、ほぼ全種類購入するほどのシール好きのため、問題に目新しさを感じなかったことも、モチベーションの低下につながったと推測しています。
指やハケで塗るタイプのボトルに入ったでんぷんのりを使用したところ、のりの量が多かったことに加え、乾く前に次のページに進んでしまったために、二度と開かなくなってしまったページもあります。(上図参照)
このことから、たくさんページ数をこなすなら、子どもが簡単にのりの量を調整でき、速乾性のあるのりを用意した方が良いと思いました。
※シールブックに関する記事はこちら
細かな作業もラクラク!セリアの「スティックのり」
子どもが塗りやすい「のり」のなかでも、ママライターが“100円ショップで購入して良かった”と思うのりをご紹介します。
トンボ鉛筆 スティックのり消えいろピット ほそみ
塗ったところが青色でわかりやすい「ピット 消えいろ」のほそみスティックタイプは、セリアで購入しました。
のりを塗った部分が青色でわかりやすく、乾けば透明になります。
よく見かける「消えいろピットSタイプ」の1/2の細さで、直径7.5mmという”ほそみ”タイプのため、小さな紙でもはみ出しにくく、塗りやすいのが特徴です。
ペンと一緒に筆箱に入るサイズで、クリップ付きキャップのおかげで机からの落下を防ぐこともできます。
2本入りの「詰め替え用のり」も販売されているので、その後も長く使えます。
まとめ
様々な工作に欠かせない“はさみ”は、とても便利な道具ですが、使い方を間違えるとケガや事故につながります。
これから保育園や幼稚園で色々な工作に挑戦する子どもたち。親子で楽しく正しいはさみの持ち方・使い方を練習してみましょう。
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出身は茨城県。園児の息子が1人。
趣味は漫画・アニメ鑑賞。
オタク気質で、息子に買い与えたはずのミニカーに私がドハマりし、いつの間にか立派なミニカーコレクターに。
好物はフライドポテト。減量を諦め、現状維持に励む日々。