歩育って何?効果は?子どもが歩くことの大切さ!!

みなさんのお子さんは毎日どのくらい歩いていますか?

今、全国で子どもを歩かせようという取り組みが広がっているようです。

6歳以上の小中学生・高校生を対象にしたデータによると、1979年の1日総歩数の平均は27000歩であったが、1997年は13000歩になり、20年間で子どもの歩数は半減したそうです。

そこで、今回は子どもが歩くことの大切さを再確認し、子どもに歩いてもらうための工夫についてまとめてみました。

■目次

1・もっと歩いてほしい!歩育を始めよう!

目安となる一日の歩く距離は、「年齢×1Km 歩くこと」=「体の成長に必須な歩行量」です。

現代の子どもは放課後も習い事で忙しく時間がないため、公園などで遊ぶよりも家にこもってしまいがちで、なおかつ子どもたちは車で習い事や学校に通い、歩くことが減っているそうです。

わが子にもできるだけ歩いてほしいと思いつつも、何かと理由をつけて車やベビーカーで移動してしまったり、スーパーでは買い物に集中したいのでカートに乗せたりと、あまり子どもと歩けていない気がします。

そういった危機感の中で出会ったのが「歩育」でした。

2・歩育ってなぁに?

「歩育(ほいく)」とは歩いて自然や社会に触れ、子どもたちの豊かな心、生きる力を育てる教育です。

本やテレビで得た知識だけではなく、実際に自分で見て感じた知識の方が身に付きやすく、よく歩くことで、子どもの脳が成長し、運動能力や五感も発達します。

歩育が「ただの散歩」と違うのは、歩き続けることを目指すのではなく、立ち止まって生き物や植物を観察したり、交通ルールを学んだり、幼児期に必要な運動能力(例:飛ぶ、跳ねる、走る、しゃがむ等)を習得するのも歩育の特徴です。

そんな効用が得られる「歩育」は現代ではとても大切にされ、重要視されています。

3・子どもが歩くことの効果

今の子どもたちは歩行時間、距離共に減少傾向にあり、体力が低下しています。また、体力低下だけでなく、長く頑張る気持ちも低下しているそうです。身体と心の健康な発達を目指して全国の保育園や幼稚園などで歩育が広がっており、メリットがたくさんあります!

運動能力・体力の向上
自分の足で歩くことで、幼児期に身に着けるべき動きの習得、長い距離を歩くことで体力が向上します。たとえ立ち止まったりしゃがんだりしながらのゆっくりした歩行でも強い身体作りには効果があるそうです。

五感を刺激
自然や社会に触れることで視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感が刺激され、脳の成長を促します。

交通ルールの習得
ベビーカーや抱っこ等だと、どうしてもママやパパ任せになってしまう交通ルールですが、自分で歩くことで子どもが主体となって交通ルール学ぶことができます。

コミュニケーションの時間確保
家にいると、家事などやることが山積みになり「ちょっと待ってね」が多くなりがちです。家を出て外を歩くことで、子どもと向き合って話す時間を設けることができます。

頑張る心を育てる
少し長い距離を頑張って歩き、目的地に到達したときの達成感は、頑張ることの大切さと頑張れる自分を認める「自己効力」も高めます。

質の高い眠りを誘導
運動量が少ないと、寝つきが悪い、眠りが浅いなどの問題が発生する場合があります。昼間に太陽の光を浴びて歩くことで、運動しながら睡眠を促すホルモン「セロトニン」を増やし、質の高い眠りを誘導することができます。

このように歩くことによって様々な効果があります。

4・歩いてもらうための工夫

散歩中に、疲れたときや眠いときは抱っこを求められることが多々あると思います。そういうときは少し抱っこしてあげることも必要です。年齢が上がるにつれて、少し頑張ってみようか!と声掛けをし、何か興味があることを見つけて、できるだけ長い距離を歩ける工夫をしてあげましょう!

時間や距離をきめる
時間が距離のゴールを決めてそこまで頑張ってみる。そして頑張って歩けたときに子どもは達成感を感じることができます。数字が読めるお子さんには専用の万歩計を持たせて数字の目標を立てることもおススメです。

お気に入りのおもちゃと一緒に散歩する
お気に入りのぬいぐるみやおもちゃを連れていき、「お散歩させてあげて」や「お家まで連れて行ってあげて」とお世話してもらうことで歩くことが楽しくなります。わが子はお人形用のベビーカーをもってお散歩に出かけます。

散歩の中で遊びを見つける
枯葉を袋に集めて後から画用紙に張り付ける、長い棒で木の実を転がしながら歩く、かわいいお散歩用かばんを持って石を集めながら歩く等、歩いているときに独自の遊びをみつけるといつのまにかたくさん歩けていることがあります。

褒める
設定した目標まで歩けたとき、たとえ目標まで歩けなくても頑張った時は思い切り褒めてあげてください。それが今後、頑張って歩く時の励みになります。

本や図鑑を活用する
お気に入りの絵本や図鑑を持ち歩き、見つけた花や虫などを図鑑と照らし合わせながらお散歩します。わが子は散歩中に、本の中のものを発見すると「一緒!一緒!」と言って大喜びします。歩育におススメな図鑑を3つ紹介します。

●「せんせい! これなあに?」偕成社

お散歩で出会う虫、野花、葉っぱ、落ち葉等を探すことができます。5巻目は、道ばたや公園で秋や冬によく見られる落ち葉が紹介されています。秋にぴったりな一冊かもしれません。

●三土たつお 編著「街角図鑑」実業之日本社

散歩をすれば必ず出会う信号機、パイロン(カラーコーン)、郵便ポスト等、街角にあるものの図鑑です。なるほど!と納得することがたくさん書かれていてむしろ大人が楽しめるかもしれません。

●「おさんぽBINGO」ブンケン

いつもの散歩コースにいる虫・車・ベンチなどをビンゴにし、子どもに発見してもらいながらお散歩する遊び本です。手作りするママもいらっしゃるみたいですが、市販されているものもありますので紹介します。わが子はまだビンゴの意味を理解していないので、とりあえず大きな絵で散歩コースにいる物で手作りしてみました。

また、私の住む埼玉県では、平成29年度からウォーキングや特定健診の受診などでポイントを貯め、抽選により賞品が当たる「埼玉県コバトン健康マイレージ」という取り組みがあります。歩数計やムーヴバンド2も貸し出しが行われています。今後はこちらの取り組みにもぜひ参加したいと思っています!

普段から歩くことを意識して、子どもの心と身体を育んでいきましょう!

(ライター マギー)

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