新年度が始まって一週間。お子さんはどんな様子で登園していますか?
我が家は、「幼稚園楽しかったー!」と毎日笑顔で帰ってくる様子に一安心。
「楽しそうでよかった」と安心したのも束の間、突然「幼稚園行きたくない!」と毎朝大泣きするように。泣きやまない我が子に「なぜだろう?」と戸惑い、私まで泣きたくなる朝の連続でした。
この記事では、登園渋りのよくある原因とママができることについてご紹介します。
登園渋りが起こる理由とは?
新年度は大人にとって忙しくてバタバタしがちな時期。子どもにとっても、大きな変化の連続です。
環境の変化によるストレス
新しい先生やお友達との関係、新しい教室など、今まで経験したことのない出来事ばかり。
子どもにとっては「いつもと違う」という環境の変化に大きな不安を感じます。
生活リズムの変化による疲れ
お家中心の生活から、急に始まる集団生活。
新しい環境の中でスケジュール通りに動くことは、大人の想像以上に子どもにとって大変なことです。
ママと離れるのが寂しい
ずっと一緒に居たママと離れることに大きな不安を感じる子も多いはず。
「ママと一緒に居たい!」という気持ちを上手く言葉で表現できずに泣いてしまうことも多いです。
登園渋りを和らげるためにママができること
「泣かれると、どうしていいかわからない」
そんな朝を過ごしているママにこそ、試してほしい対処法をご紹介します。できそうなことから、取り入れてみてくださいね。
朝のスキンシップで安心感を伝える
忙しい朝にこそ、ギュッと抱きしめて「大好きだよ」と声をかけたり、スキンシップを増やしてみてください。子どもにとって心が安らぐ時間に繋がります。
お別れのルーティーンをつくる
「いってきます!」のハイタッチなどのお別れのときに決まった合図をつくると、子どもは「いつもの流れ」に安心できます。
友人のお子さんは、お気に入りのぬいぐるみとハグをしてから教室に入ることを毎朝の日課にしていました。
帰宅後の甘える時間を大切にする
登園後は「今日も頑張ったね、お疲れさま」と受け止め、たっぷり甘えさせてあげてください。
我が家は一緒に会話したり遊ぶ時間を意識的に増やしていました。
先生とこまめに相談をする
「毎朝泣いてしまって…」と、悩みを先生に共有することもおすすめです。先生側も子どもの気持ちに寄り添いやすくなるため、園と家庭で連携が取りやすくなります。
一人で悩むのはとても辛いこと。遠慮せずに相談してみましょう。
大丈夫、泣いていてもちゃんと成長してる
「幼稚園、行きたくない!」と泣く子どもの姿を見るのは辛い時間ですよね。
登園渋りは、子どもが新しい世界に一歩踏み出しているタイミング。
泣いた日も笑った日も、全部が親子にとっての「大切な朝」。
今日も頑張っているあなたに、そっとエールを送ります。
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流山おおたかの森在住、一児の母。
夫の転勤を機に、地元の北海道から千葉へ。
趣味は、家族旅行、ミュージカル鑑賞、絵を描くこと。
コーヒーを飲みながら、手帳を書く時間が好き。