産褥期のママへー布ナプキンのススメ


これから出産を迎えるママに、ぜひご検討いただきたいのが産褥期の布ナプキン。

私が3人の娘を産んだ経験から辿り着いた布ナプキンの魅力をお伝えします。

出産後はずっと紙ナプキン

なかなか知られていませんが、産後である産褥期は、「悪露」という子宮内膜や分泌物、胎盤の一部などが排出されます。

生理の時よりも、出血が多い日もありますし、徐々には減りますが、約1ヶ月続きます。

その間、ずっと紙ナプキンの使用を余儀なくされます。

約1ヶ月の紙ナプキン生活の辛さ

1人目の出産の時は、育児に必死すぎて、紙ナプキンの違和感は、悪露が終了するあたりで気になりました。

2人目の出産の時は、悪露半ばで違和感を持ち出し、布ナプキンの存在が気になりつつも、洗うのが大変だろうなと思い込んでおり、手を出せずに終わりました。

悪露終盤では、紙ナプキンが嫌いになるほど、紙ナプキンが触れている部分が気持ち悪くなっていました。

布ナプキン、経血カップとの出会い


2人目出産後は、生理のたびに紙ナプキンをすることに嫌悪感を抱くようになり、思い切って「経血カップ+布ナプキン」に切り替えました。

まず驚いたのが、生理の時の臭いが気にならなくなったことです。

生理の時の臭いは、経血と紙ナプキンが合わさってはじめて出てくるものだったのです。

また、経血カップでだいたいの出血量が把握できるようになってくると、だんだんと経血が減っているのにも気付きました。

現代人は経血量が多いのだそう。

布ナプキンと経血カップに変えてから、経血量が減って、健全な体に近づいているのかもしれないと嬉しくなりました。

3人目出産後の悪露

3人目出産直後は、助産師さんなどがご用意くださる紙ナプキンを使っていましたが、退院する頃には布ナプキンへ移行しました。

久しぶりの紙ナプキンは不快でしかありませんでしたが、布ナプキンでは追いつかなかったので、我慢して過ごしました。

布ナプキン移行後は、不快感もなく、自分の悪露と向き合いながら過ごせたように思います。

また、悪露の時は、経血カップの挿入が怖かったので、布ナプキンのみで、経血カップは使用しませんでした。

3人目出産後の生理スタイル


最後の出産後の生理では、布ナプキンを卒業し、ずっと試したかった吸収ショーツにトライ。

洗濯も布ナプキンと変わらないし、経血カップとの併用で、臭いや経血漏れの心配もなく快適に過ごせています。

さいごに

紙ナプキンの便利さは、大きいですが、今となっては紙ナプキンのない生活にも随分と慣れました。
産褥期の悪露はとても長い期間の付き合いとなります。
少しでも経皮吸収の不安や、不快感への心配があるようなら、布ナプキンを用意しておいてもいいと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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