5才差姉妹を育てているAoiです!
普段は都内で働くママですが、現在は二人目の育休中。
今回は、長女を里帰り出産した時の話になります。
予定日超過 なぜ?
一人目の出産を予定していた産院は少しスパルタで、内診の時にいつも子宮口の偏差値を告げられるほど。
私は安産を目指すため、医師から言われた通り、毎日1時間のウォーキングと安産体操やヨガを頑張っていました。
いつでも大丈夫!と言われたのに…
予定日前日の検診では、子宮口偏差値も高く、赤ちゃんも下がってきている。「いつ生まれてきても大丈夫!」とお墨付きをもらっていたのですが…待てど暮らせどそんな兆候すらなし。
前駆陣痛やお腹の張り、おしるしすらもないまま予定日を過ぎていきました。
そして予定日超過7日目
予定日を超過すると、検診は1日おきに。
一昨日の検診では特に問題もなかったし、いつ生まれるのかな~?と思いながら診察されると…
こんなわけで第一子出産は、ドタバタ出産でした。
検診があと数時間遅れていたら、赤ちゃんの命も危なかったと言われ、改めて出産は奇跡なんだと実感。
現代の医学においても、分娩の起こるきっかけについてはまだ解明されていない点は多いようですが、予定日を過ぎるとおなかの中の羊水量は徐々に減りやすくなるようです。
しかし、なぜこの2日で急激に羊水が減ったかは分からないまま。
尿漏れも含め破水した感じは全くありませんでした。
緊急帝王切開後 ママと赤ちゃんの様子は?
緊急帝王切開当日、ママはベッドから歩くことが出来ません。出産翌日は車いすで赤ちゃんに合うことが可能ですが、かなりヘロヘロ状態。
そして出産後3日目、赤ちゃんが「新生児一過性多呼吸」だと知らされました。
出産後、肺の中に羊水が多く残ったことで一時的な呼吸困難が起こり、血液中の酸素レベルが低くなる病気だそうで、知らされたときは血の気が引きました。
「新生児一過性多呼吸」は、帝王切開で生まれてきた赤ちゃんに起きやすい病気で、多くの場合すぐに良くなるそうですが、保育器からなかなか出られないわが子が心配であるとともに、自分を責めたりもしました。
結局、出産から6日目で保育器から卒業でき、今となっては元気いっぱいの5才の我が子をみると心配ご無用でした。
帝王切開 Q&A
母体や赤ちゃんに何らかの問題が生じ、経腟分娩が難しいと判断されたとき選択されるのが帝王切開。
その割合は病院で25.8%、診療所で14%(2017年 厚生労働省)となり、3~4人に1人は経験しています。
しかし大多数が経腟分娩なので、今回は帝王切開についてのあれこれをまとめてみました。
全体で約1~2時間半ほど。緊急時は麻酔に約20分、予定帝王切開は約60分。
執刀から約10分程で赤ちゃんが生まれ、その後胎盤処理や傷口を縫う作業があります。
医大附属病院だと若手医師に教えながらになり、若干時間が長くなります。
基本的に部分麻酔です。意識はあるので赤ちゃんが生まれた瞬間をママが知ることができます。
ただし、血小板の数値が悪く血が止まりにくい場合は、全身麻酔の場合もあるようです。
ベッドで横向きになり背中をエビのように丸め、消毒。
布をかけて背中に針を刺して麻酔をします。
麻酔が効くとお尻がポカポカした感じになり、冷たいものを当てて麻酔の効きを確認したら切開開始。
強い生理痛のような痛み。看護師に依頼すれば、都度痛み止め(座薬や錠剤)も。
病院によっては手術前の処置で麻酔の管を背中に入れたままにしておき、
痛いときに自分でボタンを押すと痛み止め液が背中から流れてくるようなタイプもあります。
手術翌日~翌々日から歩き始めます。
あまり動かないと血栓症のリスクが高くなるので、積極的に歩くよう指示されます(泣)
出産後5日目くらいまでは普通に歩けず、手すりを必要とするくらいソロリソロリ…な感じ。
その後徐々に普段通りの歩行に戻りますが、約1か月半はクシャミや笑ったりすると鋭い痛みが。
赤ちゃんの状態次第。自分の体調が回復してきたと判断した時でOK。
手すりをつかまずに歩けるようになった4~5日目が母子同室の目安だと感じました。
病院によりますが、点滴が外れる出産4日目あたりにシャワーを浴びられます。
出産後翌々日から。
陰毛を剃った所に横で切開するので、普通のショーツをはいても隠れます。
傷の長さは約10cm。産後数か月は赤いミミズ腫れのようになりますが、徐々に落ち着きます。
約5~10日。病院によります。
ホチキスのような場合は、産後6日目頃。
ボンドのようなものは抜針の必要がなく、徐々にかさぶたの様になり、
産後2ヶ月ほどで全て剥がれ落ちます
約4万円。
医療保険に加入していたため、上記金額はカバー。むしろお釣りがくるくらいでした。
≪ライターAoiの出産レポートシリーズ≫
(ライター Aoi)
東北出身。就職を機に上京。
現在は子どもを保育園に預け、都内で働くママとして日々時間に追われています。
特技は絵画やイラスト、写真撮影などの創作活動。
趣味はスノーボード。
二児の母として日々奮闘中ですが、自信の子育て経験も踏まえ、
子育て中の皆さまへ有益な情報を届けられるように頑張ります!