【料金改定】切手不要でポスト投函すればOK！おトクな「封筒」～ミニレター・スマートレター・レターパックの違い～

maya

2か月前

離れた場所に住む祖父母に子どもの写真やちょっとした贈り物を送りたい。
そんなとき、毎回、郵便局や配送会社の営業所に荷物を持ち込むのは、忙しいママにとっては大変ですよね。
今回は、フリマアプリで商品を発送するときにも役立つ、専用封筒に入れたら切手の貼り付けが不要でポストに投函するだけで送ることができる「ミニレター」「スマートレター」「レターパック」についてまとめています。

1 ハガキと同額で送れる封筒「ミニレター」
2 信書が送れるA5サイズの封筒「スマートレター」
3 厚みがあっても送れる「レターパック」2種類の違い
4 旧料額の専用封筒は使えるか？
5 購入できる場所と注意点
6 さいごに

ハガキと同額で送れる封筒「ミニレター」

ミニレター（郵便書簡）は、切手の貼り付けが不要の封筒状になった便せんです。
表面には料額印面が印刷されているため切手を貼らずにポストへ投函することができ、折りたたんだ状態で縦16.5×横9.2cmサイズの封筒になります。

出典：郵便局のネットショップ

詳細は以下の通りで、官製ハガキ（1通85円）と同額で送ることができます。子どもの写真を送りたいときは、市販の封筒※を使用するよりも、ミニレターの方がオトクに送ることができます。

料金	85円
重さ	25g以内
追跡サービス	なし
入れられる物	写真やメモなどの紙片状の薄いもの

※一般的なサイズの封筒（重さ25g以内の場合）は、110円分の切手が必要になります。

ミニレターを開いてみると、文字を書くスペースがハガキの3倍もあり、文字だけでなく子どものイラストなど、広々と書くことができます。

最後の折り目の裏面部分も罫線が引いてあり、文字やイラストを書くことができます。

書き終わったら、ミニレターを三つ折りにしてから“のりづけ部分”にのりをつけて、ポストに投函すれば完了です。写真やメモも入れることができます。
ただし、重さが25g以内であっても、紙片状のもの以外は入れることができません。

ミニレターを受け取った場合には、点線に沿ってハサミを入れると、ミニレターの文章部分を切り落とさずに開封することができます。

信書が送れるA5サイズの封筒「スマートレター」

スマートレター（小型特定封筒※を使用する郵便物）は、A5ファイルサイズ（25×17cm）の封筒状になっており、信書などを送ることができます。

出典：郵便局のネットショップ

ただし、追跡サービスがありません。

料金	210円
重さ	1kg以内
厚さ	2cm以内
追跡サービス	なし
入れられる物	ビジネス書類、文庫本、DVD、CD、靴下、ハンカチ、アクセサリーなど

※「特定封筒」とは？

特定封筒を用いた郵便物には、スマートレターのほかに「レターパック」というものがあり、このレターパックにはレターパックプラスとレターパックライトの2種類があります。

厚みがあっても送れる「レターパック」2種類の違い

スマートレターのサイズより、少し大きい物や厚みがあるものを送りたいときに便利なのがレターパック（特定封筒郵便物）です。

出典：郵便局のネットショップ

このレターパックにはレターパックプラス（交付記録郵便とする特定封筒郵便物）とレターパックライト（交付記録郵便としない特定封筒郵便物）の2種類があります。
この2つの大きな違いは料金のほかに、厚さ制限、交付記録郵便※であるかどうかです。

	レターパックプラス	レターパックライト
料金	600円	430円
重さ	4kg以内	4kg以内
厚さ	制限なし	3cm以内
サイズ	A4サイズ	A4サイズ
追跡サービス	あり	あり
交付記録	あり	なし
入れられる物	ビジネス書類、カタログ、DVD、衣類、アクセサリーなど	左に同じ

スマートレターとの違いは、レターパックには「追跡サービス」が付いていることです。
レターパックを送る場合には、宛名側にある「ご依頼主様保管用シール」を剥がしてからポストに投函します。

※交付記録郵便とは？

交付記録郵便とは、特定封筒郵便物の配達を記録するサービスのことで、受取人の受領の証印または署名が必要な郵便物として扱われます。

ライトとプラスの受け取り方法の違い

レターパックプラスは交付記録郵便の扱いです。
レターパックライトは受取人の郵便受けへ入れてお届け完了となりますが、レターパックプラスの場合は対面で荷物の受け渡しを行い、受取人の受領印または署名をもらってお届け完了となります。
参照：日本郵政グループ　レターパック