出産後に体が妊娠前の状態に戻っていく期間を産褥期といい、
体が元の状態に戻るまでの期間は6〜8週間程度といわれています。
この期間は無理をせずゆっくり身体を休めましょう！と言いますが、
その後もママの体調不良は続きます。
いつまで「産後」を名乗っていいのだろうという程、筆者は体調が戻らず苦労しました。
今回は、筆者が経験した産後～約1年の体調不良をまとめました！
目次
医学的に解明されてほしい。物忘れがひどい
産後ぼーっとする、物忘れがひどいなどの「産後ボケ」のような現象のことをマミーブレインといいます。
これらの現象は、出産の痛みを忘れるためのホルモンの変動が脳に影響を与えるなどと考えられていますが、明らかな因果関係は分かっていません。
産後半年までは悲しいくらい物忘れがひどく自分に落ち込むことも。
だんだんと回復しましたが産後1年半経った今でも以前より確実に物忘れがひどいです。
ガチガチの岩状態！乳腺炎
突然の高熱とともに激痛がはしる乳腺炎。
筆者は、乳首を噛まれた痛みから授乳間隔を少し空けたときに乳腺炎になっていました。
そのほかにも風邪をひいたときなどに起こりやすいですね。
いつ起こるかわからない乳腺炎に備えて近所の乳腺外来をチェックしておきましょう。
抱っこがしんどい！腱鞘炎
1人目育児の2か月目に発症し、amazonでたくさんの手首サポーターを買いました。
抱っこできないと赤ちゃんのお世話ができない、
お世話をすると腱鞘炎が悪化するという負のループでした。
まだ再開しないでほしかった！生理痛の悪化
産後生理が再開するも、産前よりはるかに多い経血量にびっくりしました。
また私は生理痛が産前よりだいぶ重くなりました。
産後1年経過した今も改善されていない悩み事の1つです。
メンタルにくる！産後の抜け毛と続くアホ毛
朝、顔を洗って鏡を見るのがイヤになる産後の抜け毛とアホ毛問題。
私の場合は前髪の抜け毛が多く前髪がトサカのようになっていました。
産後の抜け毛は産後3か月頃からはじまります。
アホ毛が落ち着くのは髪の毛が生えそろうまでで1歳手前くらいまで続きました。
身体中から悲鳴！肩こり腰痛足のむくみ
毎日子どもを抱っこするので常に身体がバキバキでした。
肩こりから頭痛が起こることもしばしば。
育児の合間にストレッチをしてまぎらわしています。
なぜだろう？パパへのイライラが止まらない
産後のガルガル期をご存じでしょうか？
とくに1人目育児のときにパパへのイライラが止まりませんでした。
一緒に子育てを楽しみたいのに、仲良くしたいのに、どうしてもイライラしてしまう。
私は1人目のときにガルガル期というものがあることを知らずパパとの関係が悪化しました！
気のせい？視力の低下
裸眼で見えていたものがかすんで見える、
ということが産後〜産後半年の間によくありました。
またテレビをみていると目が疲れることも頻繁にありました。
視力低下は出産による疲労や睡眠不足により産後によくあること。
とくに母乳育児の場合起こりやすいそうです。
仕事復帰が心配。言葉がでてこない
出産後は圧倒的に大人と話す機会が減ります。
その結果、私は語彙力が減り、物忘れとあいまって、大人との会話が不安になるほどでした。
さいごに
妊娠・出産を乗り越えたあとも続くママの体調不良。
無理をせず限界がくるまえに専門医に相談しましょう。
生まれも育ちも千葉県柏市（ときどき北海道）
農学部卒業後、食品メーカーに就職し現在第２子育休中。
同級生夫、年長LEGO好き息子、０歳食いしん坊娘の４人家族。