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子どもが苦手だった私が母になって思う3つのこと

私は、35歳で第一子を出産しました。

昔から子どもへの接し方などがあまり得意ではなく、あまり子どもに接する機会がないまま母になりました。

そんな私が母になって思う3つのことをまとめていきます。

【母になって私が思うこと①】思ったより育児は楽しい

子どもがいなかった頃は、「子どもができると自分の時間がなくなる」ということに対しての漠然とした恐れがありました。

SNSで目にする子育て情報や、子育て経験のある友人が口を揃えてそう言っていたからです。

大変だというイメージだけが先行して

子ども=自分の自由を奪う存在

という方程式が私の頭の中で勝手に出来上がっていました。

そんな中でいざ自分の子どもが産まれてみて感じたことは、思ったより育児は楽しいということでした。

やはり自分の時間がないなと感じる場面は多々ありますが、寝返りができたり、ハイハイができたり、歩けるようになったり…と子どもは昨日できなかったことが今日はできるようになります。

子どもの日々の成長は、驚きの連続です。

今までわりとバリバリ仕事をしてきたので妊娠中はいかに早く仕事復帰することばかり考えていたのですが、いざ子育てが始まると子どもの成長をそばで見守ることができることに喜びを感じている私がいました。

初めの頃は、育児に翻弄される日々が一見生産性がないように思えて辛くなってしまう時もありましたが、よくよく考えれば日々の中に欲しかった幸せがたくさん詰まっていました。

子育てを通して友達が出来たのも育児が楽しくなった理由の一つですね。

とは言え、子育てで日々感情がかき乱されることも確かです(苦笑)。

先日は、離乳食中にスプーンを何度も床にポイポイされて母親業を投げ出したくなりました。

時々一時預かりなどを上手に使って、リフレッシュしながら子育てに奮闘しています。

 

【母になって私が思うこと②】子どもから学ぶことは多い

生後半年を過ぎた頃からよく思うのは、「子どもから学ぶことは多い」ということ。

子どもは面白いほど何でも真似をするので、自分の行いや言動を見直すきっかけになりました。

例えば、日々忙しい大人たちは、車通りの少ない道では横断歩道でないところを小走りで走り抜けてしまおうかななんていう考えが頭をよぎったり。

しかし、子どもが生まれてからは、私の取る一つ一つの行動を子どもが真似するかもしれないと考えるようになりました。

子どもがそれを真似して事故にでも遭ってしまったら取り返しがつかない…最悪の状況を想像する想像力も豊かになりました。

我が子だけでなく、それを見ていた全ての子どもたちに大人として恥ずべき行動をしないようにという「責任感」のようなものが自分の中に生まれた気がします。

ちょっと大袈裟かもしれませんが、これは母親になって初めての感覚で自分でも驚きました。

母親というアイデンティティは知らず知らずのうちに自分を強くするんだなと感じています。

【母になって私が思うこと③】今でも子どもは苦手だが自分の子はかわいい

母になってもうすぐ1年3ヶ月が過ぎようとしていますが、母親になっても相変わらず私は私だな〜と感じます。

泣いて欲しくない場面で娘に泣かれて予定通りに事が進まずイライラしてしまうことも正直ありますし、

公共の場で盛大にぐずっている他所の子を目にしてもいつも仏のような大きな心でそっと見守っている…なんていう穏やかな気持ちを私は持ち合わせていません。

ただ、その子を連れている親御さんに対しては最大限の同情とリスペクトを持って心の中で「頑張れー!」と声がけしている私がいます。

親という視点で物事を見るようになったのも母になってから自分に起こった変化ですね。

 

今でも子どもは苦手だなと感じる場面が多いのですが、我が子はとても愛おしく可愛く思います。

長い人生を俯瞰してみたら、子どもが母親を求めてくれる時間はあっという間なのかもしれません。

子どもの可能性は無限大ですが、子どもが小さな頃は特に、子どもは親が与えてくれたものの中からしか選べません。

できるだけ色々な物や場所・人に触れさせる機会を作ってあげたいと思いますし、すくすく元気に大きくなってくれたら嬉しいですね。