【体験談】生後9か月の娘、一時預かり保育デビュー!②

シリーズ2回に分けてお送りしている娘の一時預かりデビュー。今日は、当日の様子について書いていきます。

前回の記事はこちら↓

 

一時預かり当日の様子

13:30 娘を施設に預ける

ベビーカーから下ろし、バイバイする最後に娘に麦茶を飲ませました。
娘を素早くぎゅっと抱きしめてスタッフさんに託しました。

娘はキョトンとした表情で丸い目をして私の方を向きました。

それも束の間スタッフさんに抱き抱えられ、足早に向こうの部屋に連れられて見えなくなってしまいました。

受付の方に「それではいってらっしゃい!」と声をかけられ、私は施設を後にしました。

しばらく振りの自由な自分時間。体は自由になったはずなのに心はなんだかソワソワです。
そんなちぐはぐな違和感を打ち消すように私は淡々と目的地を目指しました。

 

13:45 コンビニのイートインコーナーにて

14:00からネイルサロンを予約していました。
毎月欠かさず行っていたネイルでしたが娘が生まれてからというもの優先順位は下がり足が遠のいていました。

予約の時間までほんのちょっと時間があります。
貴重な自由時間を有意義に過ごしたいのですが、いざ自由にしていいとなるとなんとなく戸惑う不自由さ…(笑)。

通りがかったコンビニにイートインコーナーを見つけました。
お茶を買って座ることにしました。どんなデザインにするかスマホで検索です。

心躍りましたが、頭をよぎるのはやはり娘のことでした。

 

14:00〜15:00 ネイルサロン

とても綺麗に仕上げていただきました。
ネイルサロンや美容室では基本的にあまり会話をせず静かに過ごしたいと思っている私なのですが、
その空気を察してかネイリストさんは必要以上に話しかけずにいてくれました。

綺麗になっていく爪を見ながら嬉しくなりました。心の充電はうまくいっているようです。

 

15:05 カフェで一人時間

お迎え時間までまだ30分くらいあったのでカフェに入ることに。

一人で飲むコーヒーはさぞ美味しいものだと思っていましたが、
実際は味わうことなく作業のように飲んでしまったような気がします(苦笑)。

 

写真を撮りながらも頭の中は娘のことでいっぱい。

ママがいないと泣いているのではないかと心配になりました。たった2時間離れただけなのに、おかしいですね。

あまり早く迎えに行っても格好つかない気がしたので(笑)、自分を落ち着かせて5分前に施設に迎えにいきました。

 

娘の様子はというと

15:30 感動の再会!と思いきや…

娘はアウターを着せられて入口でスタッフさんと一緒に私を待っていました。

感動の再会です!と思いきや、娘は

「あれ?ママもう来たの?」

のような無表情で、かなりの塩対応でした…(笑)。
ポーカーフェイスでちょこんと私の腕の中に収まりました。ずっと不安だった私は拍子抜けです。

「ママが不安だと子どもも不安になっちゃうから堂々としていてね」

とスタッフさん。この一言にハッとしました。

スタッフさんに聞いた娘の様子

私が娘を預けて施設を出たすぐ後は、やはりママを探して少しの時間泣いたそうです。

しかしわりとすぐに泣き止んで、その後は歌を歌ったりおもちゃで遊んだり、
手遊びをしたりして楽しく過ごしていたとのことでした。

ただ用意しておいたおやつはいつもの半分くらいしか食べなかったようです。
お腹が空いてなかったのかな?

預けてみての感想

不安の方が大きかった娘の一時預かりデビューですが、心に余白を作る大切さと人の目を借りられる心強さも感じました。

さらに娘の新しい経験にも繋がったと感じています。

数を重ねて私自身が託児に慣れたら、今度こそ心からリフレッシュできる時間にできそうなので定期的に利用したいと思います。

「子育てが大変だと分かっているなら最初から子どもなんて産まなきゃいいのに!」

たまに耳にするこの言葉。
このような極論は誰かを傷つけるばかりで建設的な答えを何一つ生み出しません。

そんな言葉を言ってしまう人の裏にこそ

「愚痴を言ってはいけない」「弱音を吐いてはいけない」という見えない縛りがあって、

それが「母親ならこうあるべき」という思い込みを作り出しているのではないかなと私は思います。

リフレッシュすることに罪悪感がなかったかと言えば嘘になる私自身も、そんな思考に囚われていた一人かもしれません。

リセットできたら、人間ってまた自然と力が湧いてくるんですよね。

一時預かりを使ってみようか迷っている方へ、私のこの体験があなたの背中を押せたら嬉しいです。

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