【大掃除】酸性・アルカリ性・中性の洗剤使い分け!


スーパーやドラックストアで売られているたくさんの洗剤。
結局どれを使ったらいいの!?と迷ってしまいませんか?

今回は洗剤の種類、用途など場所や汚れに合わせた使い方をまとめました。

洗剤の種類

掃除をするときに使う洗剤は、汚れや使う場所によって、使い分けることが大切です。
洗剤には大きく分けて3種類のものがあります。

  • 酸性洗剤
  • アルカリ性洗剤
  • 中性洗剤

それぞれの洗剤に適した汚れ、場所や注意点を解説していきます。

酸性洗剤

代表的な酸性洗剤といえば、サンポール、クエン酸など。

酸性洗剤が効く汚れ

酸性洗剤は、水回りの掃除と相性が良く、

  • 水垢
  • 石けんカス
  • トイレの黄ばみ・尿石・アンモニア臭

といったアルカリ性の汚れやニオイに効果があります。

酸性洗剤を使うときの注意点

  • 塩素系との併用はNG!
    酸性洗剤と塩素系の漂白剤やカビ取り剤を一緒に使ってしまうと、有毒なガスが発生してしまいます。
    よくパッケージに「混ぜるな危険」と書いてありますよね。お風呂の壁の水垢落としで酸性洗剤を使いつつ、床にカビキラーを使うというのは絶対にNGです!
    別々によく洗剤を流してから使うようにしましょう。
  • 金属・大理石への使用は避ける!
    金属や大理石、セメントなどへ酸性洗剤を使うと錆びてしまうことがあるので、使用は避けましょう。
    また、その他の素材も酸性洗剤を長時間放置してしまうと、ダメージを負ってしまうので、正しい使い方をして、洗い残し・拭き残しがないようにしましょう。

アルカリ性洗剤

代表的なアルカリ性洗剤といえば、キッチンマジックリン、オキシクリーン、重曹など。

アルカリ性洗剤が効く汚れ

アルカリ性洗剤は、「油」との相性が良く、

  • コンロ・電子レンジの油汚れ、焦げ付き
  • 手垢皮脂汚れ
  • 衣服や洗濯機についたたんぱく質汚れ

といった酸性の汚れに対して効果を発揮します。

アルカリ性洗剤を使うときの注意点

  • 使用できない素材に注意!
    アルミ素材や塗装された金属などにつかうと黒ずんでしまうこともあります。
    その他、革やエナメル、畳などは素材にダメージを与えてしまいます。
    ステンレス素材へは長時間使用すると、傷めてしまうこともあるので、正しい使い方を守りましょう。
  • ゴム手袋を使用する!
    アルカリ性洗剤は「油汚れ」に強いです。
    ということは肌についてしまった場合、荒れてしまう可能性が高いです。
    ゴム手袋などをつけて使用するのをおすすめします。

中性洗剤

代表的な中性洗剤といえば、食器用洗剤やウタマロクリーナーなど。

中性洗剤が効く汚れ

中性洗剤は、酸性・アルカリ性の洗剤と違って洗浄力が強くないのが特徴です。
そのため、日々のちょっとした汚れ(食器洗い、床のべたつきなど)に効果的です。

中性洗剤の注意点

  • 手荒れしすい人はゴム手袋を使用する!
    中性洗剤の主な成分は「界面活性剤」
    油を浮かせて水で洗い流せるのが特徴なので、肌が弱い方は荒れてしまうこともあります。

まとめ

汚れにあった洗剤を使うことでうまく落とすことができます。
大掃除をこれから始める!という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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