「また今日も泣いちゃった…」とにかく場所見知りが激しかった我が子(当時2歳)。スーパーや病院、公園など知らない場所には一歩も入れませんでした。
少しでも連れて行こうとすると、全力で泣いてその場から動けない状態。
毎回のお出かけが一大イベントで、私も心がすり減っていくばかりでした。
今回は、場所見知りの我が子と向き合うためにヘトヘトだった私が試した3つの工夫をご紹介します。
行く前に見せて、話して不安を減らす
我が子は「知らない場所」=「怖いところ」と感じているようでした。初めてのスーパーの入り口では地面に座り込んで「イヤ!」と全力で拒否。
そこで私が試したのは、行く前にどんな場所か伝えること。例えば、新しい場所に行くときは写真や動画を見せて「今日はここにいくよ。バナナとヨーグルトを買うよ。」と何度も伝えました。
知らない場所は、子どもにとって大きな不安になります。「知っているかも」と思えるだけで、子どもの心に安心感が生まれます。
少しでも行けたら沢山褒める
ある日、泣かずにスーパーに入れた瞬間がありました。時間にしてはたった数分でしたが、子どもにとっては大きな一歩。
「すごいね!今日は入れたね!」「お手伝いしてくれて、ありがとう!」そうやって小さな成功を褒めて伝えるようにしました。
無理はしない。今日はやめるでも大丈夫。
お出かけ前は「今日は行けるかな…」とドキドキの連続。上手くいく日もあれば、泣いて家から出られない日もありました。
そんなときは、行き先を子どもの好きな公園に変更したり、ネットスーパーに頼るなど工夫をしていました。
私自身が「絶対に行かなくちゃ」と必死になってしまうと、子どもも不安になります。
「まぁ、いっか」「今日はやめた!」と気持ちを切り替えることも大切なことかもしれません。
まとめ
6歳になった今では「あの頃が嘘みたい!」と思うほど、子どもは好奇心旺盛に成長しました。
場所見知りはいつかは必ず終わる悩みです。でも、イヤイヤ期の真っ最中だと、そう思えないくらい辛いですよね。
そんなママに「一人じゃないよ」と伝えたくて、今日はこの話を書きました。今、悩んでいるママの力になれたら嬉しいです。
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流山おおたかの森在住、一児の母。
夫の転勤を機に、地元の北海道から千葉へ。
趣味は、家族旅行、ミュージカル鑑賞、絵を描くこと。
コーヒーを飲みながら、手帳を書く時間が好き。