寒いこの季節は、湯船は欠かせませんよね。
ゆったりと湯船に浸かって、体を温めてから、休みたいものです。
昔から、冬至前後には、柚子湯に入る習慣が日本にはあります。
ちなみに、冬至は毎年だいたいクリスマス前です。
柚子湯には、たくさんの良い効果がありますが、注意点もいくつかあります。
柚子湯の方法や効能、注意点などを、この記事で紹介していきますね。
柚子湯の効能
柚子湯の魅力のひとつは、なんといっても柚子の香りです。
柚子の香りには、たくさんの効能があります。
いくつかご案内しますね。
リラックス効果
1日の疲れを癒してくれるお風呂ですが、柚子湯にすることで、さらにリラックス効果が高まります。
安眠効果もあるので、1日の終わりにぴったりです。
血行促進/疲労回復
冬は寒さから体がこわばってしまい、血流が悪くなっていたり、知らぬうちに疲れが溜まっていたりすることが多いです。
血行促進や疲労回復は嬉しいですよね。
抗菌効果
冬は、ウイルスや菌に悩まされることが多いですよね。
柚子の香りには、抗菌や抗ウイルスも期待できますよ。
柚子湯の楽しみ方
柚子湯は簡単!ぜひ試してみてください。
1.柚子を綺麗に洗う
2.水切りネットなどに柚子を入れる
3.お風呂に浸かる前に柚子を入れておく
柚子湯に入ったことがあり、肌が強い方は、柚子に切れ目を入れてから、ネットに入れるといいですよ。
初めての方は、柚子の皮だけにするか、切れ目を入れずに試してみてくださいね。
柚子湯の注意点
柚子湯を楽しむための注意点がいくつかあります。
アレルギーや敏感肌
柚子の成分が、ぴりぴりと肌を刺激することがあります。
柑橘系のアレルギーがある方や、敏感肌の方は注意が必要です。
敏感肌でも柚子を楽しみたい方は、お風呂に直接入れずに、熱いお湯を桶に入れ、そこに柚子を浮かべて、芳香浴を楽しむだけにとどめるのがおすすめです。
痒みが出たら
少しでも痒みや肌に違和感があれば、柚子湯から出て、シャワーでよく流しましょう。
また、その後の保湿をしっかりしておくこともおすすめです。
柚子湯の後の掃除
柚子をネットに入れてから、湯船に浮かべるので、そこまで湯船が汚れることはありませんが、もし、ネットが破れてしまったら、種や果肉など、拾えるものは拾い上げてから、お風呂のお湯を流しましょう。
もし柚子湯で追い焚きをした場合は、追い焚きの配管を念の為掃除をしておくと、万が一、果汁などが残ってしまっていても安心ですね。
また、柚子の皮はお掃除で大活躍!
ぜひ、柚子の皮は捨てずに、お風呂掃除やキッチン掃除に使ってみてくださいね!
皮脂や料理の油を綺麗に落としてくれますよ。
柚子湯を楽しんでくださいね。
柏の葉在住、三女の母。
趣味はアーユルヴェーダとヨガ、茶道、和服などなど。
信用調査会社、大手人材系企業を経て、現在フリーランス。