最近よく耳にするけど、「木育」ってなに?

 

木製プラレールのおもちゃに集中して遊んでいた1歳の娘。その姿を見た友人が、「うちではもう使わないからあげる」とおさがりをもらいました。
クリスマスプレゼントには積み木を、誕生日には木製のキッチントイを買って、少しずつ木のおもちゃが増えつつあります。
特に意識して購入したつもりもなく、ただなんとなく「木のおもちゃって赤ちゃんや子どもに良さそう」というのが本音でした。

赤ちゃんも楽しめる木のおもちゃ

木のおもちゃのメリットとは

木のおもちゃは触るとなめらかで温もりがあり、使えば使うほど味わい深い色味になっていきます。また丈夫で長持ちします。
子どもが遊ばなくなってもオブジェとして飾る人も多いようです。

美しい木目。大人が見ても癒される

木と木のぶつかり合う音は心地よくて優しい音。この音が赤ちゃんに安心感をもたらします。木の重さや種類によっても響きが異なり、幼少期からいろいろな音色を聞かせることは聴覚の基礎を作ります。

自然の木から作られているので、舐めても安心ですし、角は丸みを帯びているので強く握ったり口に入れたりしても安全です。

またデザインや形状がシンプルに作られているものが多いので、遊びの幅が広がると言われています。自動で動くおもちゃは動きが同じで飽きてしまう反面、木のおもちゃは自分で操り、考え、想像して遊ぶ力がつきます
見て、聞いて、触って…というように五感をフルに活用できます。

「こんなお城に住んでみたーい」と想像を膨らます娘

気軽に体験できる木育施設が増えています

東京都四谷にあるに東京おもちゃ美術館は、木製の大型遊具やさまざまな種類の木のおもちゃで遊ぶことができ、老若男女が楽しめる施設として人気があります。中でも「赤ちゃんの木育広場」は、赤ちゃん専用(0~2歳とその保護者)の部屋で、造形作家が作った木のおもちゃに触れながら親子で遊ぶことができます。
ららぽーと柏の葉や新三郷で開催されたイベント、移動型おもちゃ美術館「木育キャラバン」は大盛況のうちに終わり記憶に新しいところです。
また無印良品では「木育広場」を設置した店舗が出来ました。

店舗内に設置。木製おもちゃで遊べたり、イベントの開催もある

「木育」とは「木が好きな人を育てる活動」とし、その活動目的の一つとして、「子どもの心を豊かにする木育」があります。(木育ラボHPより)
木のおもちゃを与えることは、そのきっかけづくりとなりそうです。

自然を大切にする心を育む

日本は森林大国で、世界でも資源が豊かな資源大国。にもかかわらず、暮らしの中に木製品が減少し、木に触れる機会は少なくなっています。
日本ではコマやけん玉など、昔から子どもの遊びとして親しまれてきました。木と日本人はお互いにもっと身近な存在だったのかもしれません。

木のおもちゃを取り入れることは、「木=自然」に触れる機会をつくることになります。
木に触れて魅力を知り、木の素晴らしさを伝承していく・・・ひいてはそれが森林を、自然を大切にする心を育てることにも繋がっていきます。

木のおもちゃを通しての木育という考え方は、これまでの私には想像もつきませんでしたが、今はいろいろな可能性を感じています。
木のおもちゃの良さを知り、遊ぶ楽しみの先に、森林や自然があることもゆっくりと伝えつつ、心豊かに育ってくれることを願いながら…。

 

(ライター mayumi)

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<<参考文献>>
「0~3歳 木育おもちゃで安心子育て」 多田千尋 著
「3~5歳 木育おもちゃで安心子育て」 多田千尋 著