[今日の輝くママ友]Vol.9「託児補助と子育て支援員」の「聖美」さん

vol.9 聖美さん


【プロフィール】
何してる? 子育て支援センターで託児の補助と子育て支援をしている。
下のお子さんの入園を機に、週に2~3回のペースで勤務。
お子さん 9歳女の子(小3)と5歳男の子(年中さん)
尊敬する人 小西 貴士
写真家、ブログ「ゴリ(小西貴士)の森のようちえん日記」が人気。
バイブル本 「子どもがひとり笑ったら・・・(著 小西 貴士)」
子どもや自然への目の向け方や感性が好き。慌ただしい日々の中で、子どもが本当に求めているものを見過ごしてしまいそうな時にこの本を読むと、大切なことを思い出させてくれる。

Q.今のお仕事を始めたきっかけを教えてください。

―前職が幼稚園教諭で、出産を機に辞めて育児に専念していましたが、子どもと関わる仕事をしたいという思いは変わらずありました。
幼稚園教諭していた頃、ママたちに「うちの子はどうですか?」とよく相談されていたけど、母親になった今、もしかしたらあの時相談してきたママたちは、きっとこんな思いで子どものことを心配していたのかなぁと振り返ることがあります。
これまでの経験を生かして、子育てに関わる全ての人たちの気持ちをもっと知るためにも、今の仕事を始めました。

Q.仕事を始めて家族の中で変わったことがあったそうですね。

―子どもたち2人とも私にベッタリだったんです。家族そろって出かけても、パパではなく私のそばばかりにいるし、祖父母にも少し遠慮がある感じでした。
でも仕事を始めて、家族が交代で子どもたちを見てくれるようになってから、パパや祖父母との仲がすごく良くなったんです。おじいちゃんと将棋を打ったり、おばあちゃんに裁縫を教わったり、最近は「工作はパパと!」と言うようになったし、子どもたちにとっても良かったのではと思っています。

Q.現在、保育士の資格を取るために勉強中の聖美さん。いつ勉強しているのですか?

―子どもたちが小学校・幼稚園に行っている間や、子どもたちが寝た後、もしくは起きる前の早朝に勉強時間を充てています。
今の職場はさまざまな親子と出会い、いろいろな悩みを相談されるので、常に勉強させてもらっている感じです。

Q.仕事と育児と勉強と、モチベーションはどうやって保っていますか?

―何もやらず、ただダラーっと過ごす日を設けています。「疲れているので休みまーす!」と家族に宣言します(笑)。ダラーっとして、一日の最後に「何もやらず時間がもったいなかったー!」と反省すると、「よし!明日から頑張ろう。」と思えるようになります。

Q.最後に、聖美さんこだわりの育児法を教えてください。

自然と触れて遊ぶことを大切にしてきました。例えば、雨の降った翌日、泥んこの水たまりを探して裸足で入って感触を楽しんだり、「キンモクセイのいい香りがする」と言ったらキンモクセイの花を見せてあげたり、五感で自然を楽しんでいます。
日本の伝統行事も大切なイベントとして、子どもとお月見団子を作ったり、恵方巻を作ったりと一緒に作業して楽しむことをしています。

お月見団子づくり

鬼のお面も手づくり

取材を終えて…

子どもたちが生き生きと楽しめる環境を作りたいと、日々仕事に勉強に励む聖美さん。
お話の中で「ママになったからこそ気づいたこと、分かることがある」という言葉が印象的でした。
その言葉は私にとって、ママになったことで日常のお出かけも遊びも出会う人も、そしてやりたいことも変わったなぁ、と振り返る瞬間でもあり、と同時に、充実した日々を過ごせるのは子どもや家族のお陰と改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
「疲れているので休みまーす!」と言って、それを受け止めてくれるところが聖美さん家族の仲の良さを体現しているようで、なんだか私も言って反応を見てみたくなりました♪
聖美さん、どうもありがとうございました!

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(ライター mayumi)

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