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[今日の輝くママ友]Vol.8「スーパーでパートタイム勤務」の「菅野 しおり」さん

vol.8 菅野 しおりさん

【プロフィール】
何してる? スーパーの寿司売りコーナーで寿司作り
お子さんが幼稚園入園と同時にパートタイムで仕事を始める。週に3~4回働いている。
お子さん 5歳男の子(年中さん)
尊敬する人 母親
どんな時もポジティブで優しくて味方でいてくれる。悩んでいるときお母さんを見ていると、不思議と「まぁ、いいか~!」という気持ちになる。

Q.お子さんが入園されて、やっと仕事や趣味ができるようになったそうですね?

―そうですね。子どもが入園後、自分の時間が持てるようになったので仕事も趣味のサーフィンも再開しました。
とにかく入園するまで育児が大変でした。実は出産後すぐに産後うつになりまして…。自分でもコントロールできないほど、いつも泣いていて、親や夫に甘えることもできず一人で何でも抱え込んでいました。子どもとの二人きりの生活で、励まされればされるほど、自分はダメな母親だと塞ぎこんでいました。
子どもは大好き。だからこそ、いい母親でいたいという思いが強すぎて、大好きなサーフィンもやめて育児に専念していました。今はあの頃の自分に、「子どもとサーフィンに行ってもいいんだよ」って言ってあげたいです。

Q.お子さんと二人きりの生活に「これじゃいけない」と思い立って、公園や育児サークルに出かけるようになったのですね?

―外に出てみると、自分と同じように育児に奮闘しているママたちがたくさんいました。そんなママたちを見てすごく安心して救われたのを覚えています。
当時、あるサークルで相互保育(※)を体験しました。そこで初めて子どもと離れて自分一人の時間を持てたことに目からうろこでした。そこに行けば、いつも悩みを聞いてくれた社会教育指導員の存在も大きかったです。そのおかげで少しずつ自分の中に自信と余裕が生まれました。

毎日のように公園で遊んでいたころの息子くん。
今では立派な年中さん

Q.そんな経験を経て、育児や仕事と趣味のサーフィンの両立のために工夫していることは何ですか?

ストレスフリーの状態でいることを心がけています。そのために自分の時間、自分自身を大切にしています。幼稚園の時間外保育を利用したり、夫に預けて外出したりと協力してもらっています。
今までは迷惑をかけたくないという思いで、誰かに子どもを預けることが出来なかったけれど、そうではないと思います。むしろ自分がイライラして、それが子どもに伝わる方がもっと良くない気がします。だから、頼れる時は頼って、自分の好きなことを遠慮せずやった方がいいです。

海はいるだけで気分が解放される大好きな場所

Q.そんなしおりさんの毎日のモチベーションを教えてください。

―大好きなサーフィンに行ける日をカウントダウンして頑張っています!楽しみがあると頑張れますよね。
それと、毎日いいコトを見つけるようにしています。例えば、子どものちょっとした成長に喜んだり、子どもから園の様子を聞けたりすると嬉しくて、仕事も頑張れます。

Q.最後にこだわりの育児法があれば教えてください。

スキンシップです。毎日欠かしません(笑)。
大好きだよ、いつも味方だよ、という思いを口にしてギューっとします。イライラした時もギューっとするとごめんねっていう気持ちに変わります。

取材を終えて…

実は私も甘え下手で、ドキッとしながらしおりさんのお話を聞いていました。何でも一人でやろうとする癖があって、ある瞬間にストレスが爆発、自己嫌悪に陥るというループにハマります。
ママだってやりたいことが多かれ少なかれあるはず。そんな時は、無理してやりたいことを我慢するよりも、人に甘えたり、頼ったりして、行動に移す勇気も必要なんだと改めて思うことが出来ました。
しおりさん、ありがとうございました!

※相互保育とは交代で子どもを預ける方法で、ママは子どもと離れて、講座を受けるなど学習できる。それに加え、自分の子ども以外の子どもを保育する体験もする。

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(ライター mayumi)

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