パパの育休一年体験記 Vol.7 ママから見た夫の育休と、復職への想い

こんにちは、楓のママです。
初めまして。

今回は私が、早い復職を決めた理由、産後の低迷と脱出、そして復職した今の様子についてお話しします。
我が子を腕に抱く日を夢見て過ごす中、仕事では組織を任されることになったのですが、それがちょうど妊娠がわかる1カ月前でした。

仕事か家庭か、人によっては悩む場面だったのかもしれません。
欲張りなんですかね、私の頭はどうやって両立させるかしか考えていませんでした。
それに、組織を持ってすぐの妊娠だったので「これだから女性に管理職は任せられない」と思う人もいるかもと。
そんな風に位置づけられてしまっては残念だし、後輩の女性たちにも申し訳ないと思いました。

以前から夫には早めに復帰したいと相談していましたが、再度夫に確認すると快諾。
育休をフルに取るので、私の体調が戻ったら復帰すればいいと言ってくれました。
職場の方々にもとても恵まれました。
上司は私が不在の間、私の役割を兼任することを快く引き受けてくださり、部下も心配しないで大丈夫と、私を笑顔で送り出してくれました。
とはいえやはり「男が子どもを育てる??」とハテナなおじさまや「産休明けに復帰?大丈夫なの?」と顔を見合わせる先輩ママたちも。
そうですよね。出産や育児の大変さを知らずに決めたと言われればその通りです。

しかし本当にラッキーなことに驚くほど安産で、産後の回復も早く、母乳以外はとても順調でした。
母乳は…
出ないのに乳腺炎に三度もかかり、その度に母乳のみにしなさいと言われ、楓は空腹で泣き、私もおいおい泣いていました。
その頃は家にこもりきりで、身体も動かせず、ちょっとブルー入ってましたね。
復職してもささいなことで泣き出すのではないかと心配なほどでした。
 

 
気持ちが上向いたきっかけは、楓を連れて外に出たり、夫に預けてひとりで外に出られるようになったことです。
その頃、夫も育休が始まり、少しずつ夫へ育児をシフトさせていました。

ある日夫から、私の復職練習、夫の育児練習ということで、今日は3時間家を出てきなさいと言われました。
産後ひと月と十日、久々のひとりで買い物&ランチ。
あ、私復職大丈夫かも、と思った瞬間でした。

仕事に復帰して4カ月がたちましたが、時間は本当にタイトですね。
分刻みです。
腰痛も出て整体に通ってます。
物忘れも笑ってしまうほどです。
でも、昼間は仕事を切り盛りし、夜と週末は楓と過ごすというサイクルは、私にとってはちょうど良いリズムになっているようです。
夫は残業も外食もオーケーと言ってくれていますが、少しでも早く楓に会いたいですし、夫を「解放」してあげたいと思い、毎日家路を急ぎます。

育児はとても素敵なこと。
今しかできない大切なこと。

とはいえ、一日赤ちゃんと向き合って過ごしたらリセットの時間が必要ですよね。

笑顔で明日を迎えるために

今後、楓が保育園に入って夫も復職したら、また新たな生活が始まります。
きっと今よりもっと忙しくなるけれど、我が子はとにかくかわいいし、夫と私、二人とも育児も家事もできるし、健やかに過ごしていかれると思っています。

  

≪育休パパの日常シリーズ≫
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(ライター 育休パパ)

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