寒くなってきて母乳の出が悪くなっていませんか?母乳と冷え、ストレスに関する体験談


今回は、夏産まれの息子を持つママライターの母乳と冷え、ストレスの体験談をご紹介します。

冬に完全母乳から混合栄養へ移行

私の場合、産後すぐの夏の暑い時期は母乳がよく出ましたが、冬に入り寒さが厳しくなってくると少しずつ母乳の出が悪くなっていきました。
出が悪いため無理に吸われて、痛みが我慢の限界に。完全母乳を目指していましたが、ミルクと母乳の混合栄養へ移行しました。

周囲のミルクへの反対VS心身のストレス

現在は、災害備蓄品として液体ミルクが注目されるなど、ミルクのメリットが再評価され始めていますが、ミルクの知識が何十年も前のまま時が止まっている親世代に、これらの話が必ずしも通用する訳ではありません。
私の家庭の場合、周囲からミルクを反対されながらの混合栄養に加え、私が「手根管症候群」を発症し、抱っこも料理も一苦労で心身ともにストレスが溜まる日々でした。
痛みのある手をかばって酷使する肩に体の冷えが重なり、肩こりが悪化。肩こりと母乳の出が悪いのせいで、授乳が辛い、ミルクは反対される。ミルクを反対されるから周りとコミュニケーションをとらなくなる…という悪循環に陥り、実家は遠い、夫は深夜に帰宅という環境も重なって、1日誰とも話さず会わないワンオペの世界へ。

息抜きと母乳

そんなある日、見かねた夫が私に1人で出かけるよう声をかけてくれたのがきっかけで、息子を夫に任せ数時間だけ近所のショッピングセンターへ。
心配事を忘れてホッと一息つけた時間が、自分だけの楽しみを持つことの大切さを再確認させてくれました。
帰宅したとたん母乳があふれ出たのは、離れていた時間のせいだけではなかったと感じます。

それからは、“一言は誰かと話す・会う”を目標に、子育て支援センターから遊園地まで色々な所へ足を運ぶようになり、育児の中で自分なりの楽しみを見つけられるようになりました。気が付けばミルクを作る機会が減り、季節も春に。
冷えやストレスは、早いうちに対処しておきたいと改めて感じた私の育児体験でした。

「授乳中のおっぱいのトラブル、つまる原因と血流」では、母乳に関するトラブル、その原因や血流との関係について専門家が解説しています。
ぜひ一緒に読んでみてくださいね。

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