仕事でも、趣味でも、夢でもいいのですが、パートナーがやりたいことを素直に応援できていますか?
私は、即答でYES!と言えなくなってしまったのが最近の悩みです。
全力で応援したい気持ちはやまやまだけれど、そうできなくなってしまった理由が必ずあります。
どうしたら再びそういう気持ちになれるのか、一緒に考えてみませんか?
素直に応援できなくなった理由
結婚して一緒に生活するようになってからも、
子どもが生まれる前までは、お互いのやりたいことをやりたい時にできる環境でした。
しかし、子どもが生まれてからしばらくは、自分の身体も生活リズムも変わってしまって
制限されることが多く戸惑いますよね。
妊娠出産による生活への影響の違い
そんな中でも、比較的変化が少ないのが男性側。
もちろん妊娠出産による身体の変化はありません。
パパが産休育休をとっていない場合、翌朝も仕事があるからと
夜間授乳や夜泣き対応はママの担当になる家庭も多いでしょう。
子どもが寝てくれている間に1分でも早く寝たいのに、
飲み会で夜分遅くに帰宅してきた夫のご機嫌な将来の夢話も、
残業で疲れた夫のグチ話も、聞いてあげるだけの体力は1ミリも残っていないのが本音です。
夫側からしたら、寂しさを感じる場面かもしれませんね。
ママ自身のやりたいことができていない
本当はママもお酒を飲みたい!子どもと離れて大人と話したい!
産前と同じペースで美容院やネイルサロンに行きたい!
帰宅時間を気にせず残業や友人と食事をしたい!
週末は朝から晩まで趣味に没頭していたい!
等々のやりたいことに背を向けて子どもに向き合っている傍で、
それを簡単にかなえてしまっている夫が目の前にいたらどうでしょう?
羨ましすぎて応援どころの話ではありませんよね。
内容やタイミングに賛同しきれない
夫の成し遂げたい夢や仕事がそもそも素敵だと思えない。
または、「子どもが幼い今が本当にやるべき時なの?」という疑問を抱えて、
家族のステージとして今がその時期ではないと考えている場合も
手放しで応援するのは難しいですよね。
気持ちよく応援できる環境づくり
とはいえ、子どもが巣立った後も人生を共にするパートナーのやりたいことですから、
できることなら応援したい!
実現するために、今私たちができることは何でしょうか?
自分の仕事や夢、やりたいことも置き去りにしない
私は、何を置いても第一にコレだと思います。
子育て中でなくても100%やりたいことをやりきるなんてことは難しいので、
まずは、できるところから始めてみませんか。
睡眠時間が足りていないママは、寝る時間を増やすようにパパと相談して役割分担を見直すところから。
大人と話す時間を増やしたいママは、週末の数時間を子どもと離れて
友人や同僚と過ごす時間に充てるところから。
夫やお互いの実家、親族、ファミリーサポートやベビーシッター。
最初は面倒かもしれませんが、利用できるものは総動員して、
自分のやりたいことを実現する時間を作るために行動してみましょう。
パパと子どもとの関わる姿を記憶に刻む
自分が大切にしている子どものことを、同じように大切に想って接する夫の姿を観ることも
夫への愛情を育てるうえで軽視できないと私は思います。
自分も子どもも大事にしてくれる夫だからこそ一層愛おしく感じ、
自分が多少しんどくても応援してあげたい!
と思うのが人の自然な感情ではないでしょうか。
生き生きしている姿はやっぱりカッコいい
色々とここまで書き連ねてきましたが、いったんすべて忘れて初心にかえった時、
自分が惚れた男の好きなところ。
これに仕事を頑張る姿や、夢を熱く語る姿は含まれていませんでしたか?
様々な歴史や経緯で現在の夫婦関係があるとはいえ、
惚れた男の生き生きとした姿はやっぱりカッコいいと私は思うのです。
「だから私は彼を応援したかったんだな」という気持ちを
1ヶ月に1回くらいは思い出そうと心がけています。
おわりに
1年間、7回にわたってお届けしてきた【夫婦コラム】ですが、
私(のんちゃん)が担当するのは今回が最後になります。
友人やママ友たちには話せないような夫婦生活に関するテーマを
ここで取り上げさせていただいて、お付き合いいただいてありがとうございました。
一つとして同じものはない夫婦のカタチだと思いますが、
抱えている問題は共通するものも多く、私自身とても勉強になりました。
これからも、家族のため、夫のため、自分のために
夫婦関係をよりよいものにするために努力していきたいと思います。
最期に私と一緒になってよかったと夫に思ってもらえたら最高です!
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とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。