もうすぐお正月。
お子さんや親戚の子たちへのお年玉を準備している方も多いと思います。
先日、ニュースでインタビューを受けていた小学生が
「お年玉はキャッシュレス決済で欲しい!」
と言っていて、数年前に比べて時代は変わってきてるなと驚きました。
今日は事前に実施したアンケート結果を元に、お年玉をキャッシュレス決済であげるのことについて考えていきたいと思います。
お年玉をキャッシュレス決済であげるのはアリ・ナシ?
経済産業省が算出した2022年の最新データによると、日本のキャッシュレス決済比率は36.6%(111兆円)。
大きい金額に見えますが、
- 韓国では93.6%
- 中国では83.0%
- イギリスでは63.9%
(いずれも2020年の数値)
と日本に比べて高く、日本のキャッシュレス決済はまだまだ遅れています。
とはいえ、2013年からの9年間で日本のキャッシュレス決済比率は2倍以上になっているんだそう。
街ではキャッシュレス決済の普及がどんどん進んでいるのを実感します。
現金以外を使えるお店も増えてきて、私たちの生活はより便利になりましたよね。
X(旧Twitter)でこんなアンケートを取ってみました!
Q.PayPayなどのキャッシュレス決済でお年玉をあげるのには賛成?反対?
賛成 | 42% | 34人 |
反対 | 49% | 39人 |
その他 | 9% | 7人 |
※ママ・パパ計80人の回答結果より
このアンケート結果によると、反対派が賛成派より少し多いようです。
それぞれの意見を見ていきましょう。
キャッシュレスお年玉に49%が反対。賛成派・反対派それぞれの理由は?
【キャッシュレスお年玉】賛成派
- あげる方ももらう方も便利だし履歴が残るから分かりやすい。
- お年玉用に新札を用意する手間が省けるから嬉しい。
- 会わなくても渡せるから。
- もらう側が使い慣れていると思うから。
- 決済やポイントなど金銭管理の勉強になると思うから。
- お年玉をあげる気持ちには変わりはないので、時代の流れに沿って形は変わってもいいと思うから。
- 大人はキャッシュレスなのに子どもは現金というのはおかしい。使えるようになっておくべきだと思うから。
【キャッシュレスお年玉】反対派
- お金のありがたみが薄れる気がする。
- お年玉は、顔を見て直接渡したい。
- 数字だけが移動しているようで風情がない。
- お金の価値が分からなくなりそう。
- まだお金の感覚が掴めていない子どもにとって、使っている感覚が分からず管理が出来なそう。
- 未成年の子どもの場合、お金の管理は親がすることもあるのでキャッシュレスより現金の方が管理しやすい気がする。
- 全額子どもが自由に使えてしまうから(我が家ではお年玉は1万円だけ使って残りは貯金しているので親が管理できないから)。
まとめ
ますます広がるキャッシュレス決済。
私はキャッシュレスお年玉に賛成ですが、キャッシュレス決済であげっぱなしにはしたくないと思っています。
子どもが正しい金銭感覚を養えるよう、お金の管理の仕方や使い方などを大人が子どもに教えることは必要だと考えています。
お正月はお年玉を通して、お金のことについてお子さんと話してみるのにいい機会かもしれませんね。
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夫・私・娘ともに五黄の寅年うまれ。