【0歳】赤ちゃんのブツブツ…乳児湿疹の原因とケア方法

赤ちゃんの肌はスベスベしているイメージですが、顔や頭部を中心にブツブツなどの湿疹が現れることがあります。
新生児期から乳児期にかけて現れるこれらの湿疹を「乳児湿疹」と呼びます。

今回は、乳児湿疹の原因とスキンケア方法についてまとめました。

乳児湿疹とは?

乳児湿疹とは、赤ちゃんの肌トラブルの総称です。乳児は生後2〜4か月頃まで皮脂分泌が盛んで、その後は急激に減少するため皮膚トラブルを起こしやすくなります。

口の周り・顎周りを中心とした顔面や、皮脂の分泌が盛んな頭部、汗がたまりやすい首回り・手首・足首などにも現れます。

私の娘は、生後2か月頃に突然ほっぺに小さなブツブツが出始めました。
真夏(8月前半)だったこともあり、汗でかぶれてしまったのかな?と思い少し様子を見ることに。

しかし、その日のお風呂上がりにほっぺに数個あった湿疹は顔全体にと広がり、写真のように顔全体が真っ赤に…。

娘は特に痛そうにはしていなかったのですが、あまりの赤さに親の方が心配で見ていられなくなり
次の日あわてて皮膚科に行きました。

娘の実際の写真 突然の湿疹に驚きすぐに病院へ

お医者さんの指示通りに処方してもらった塗り薬をつけて過ごしたら2、3日で綺麗な肌に戻りました。

乳児湿疹の原因

乳児湿疹の主な原因は以下3つです。

過剰な皮脂の分泌

生後2〜4か月頃は、ママから受け継いだホルモンの影響によって皮脂の分泌が盛んに行われる時期です。
そのため、余分な皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こしやすくなります。

乾燥

赤ちゃんの肌は、大人の肌よりも薄く潤いを守ってくれるバリア機能も十分に発達していません。
そのため、傷つきやすく肌トラブルを起こしやすくなります。

汗による皮膚の炎症

赤ちゃんは、新陳代謝がよくとても汗をかきやすい状態です。
汗をそのままにして清潔に保てていないと、汗腺に汗が詰まり炎症を起こす原因となってしまいます。

乳児湿疹のケア方法

乳児湿疹は、適切なスキンケアを行うことで自然に改善していくことがほとんどだそうです。
多くの赤ちゃんは正しいスキンケアを続けることによって皮膚バリアも備わって1歳頃には落ち着いてくることが多いようです。

治らない場合は医師の診断を受けましょう。

参照:山梨大学医学部附属病院アレルギーセンター

皮脂を洗い流し、清潔に保つ

赤ちゃんのスベスベ肌を保つには、毎日洗って清潔にしてあげることが大切です。ベビーソープなどで優しく洗いましょう。

洗い残しにも注意が必要です。残った泡が肌の刺激とならないようしっかりすすぎましょう。

十分に保湿する

全身に保湿剤をたっぷり塗ってあげて乾燥や刺激から肌を守りましょう。
ワセリンやベビーローションなど低刺激で保護作用のある保湿剤を使うのがおすすめです。

また、赤ちゃんの肌に直接触れる衣服や寝具なども皮膚に負担の少ない綿素材などを選びましょう。

自己判断が難しいときは医療機関へ

肌を清潔に保ってしばらく様子を見ていようと思っていても、あまりの赤みや炎症に驚いてしまうママも多いと思います。
初めてのことであれば尚更心配ですよね。

小児科や皮膚科では、赤ちゃんの皮膚トラブルの症状をみて適切なケア方法や治療法を指導してくれます。

医師の判断でステロイド外用剤や塗り薬などが処方されることがあります。困った時は自己判断せず医療機関を受診しましょう。

PAGE TOP

Facebook

Instagram


Twitter