卒園式を経て、いよいよ新1年生として小学校入学という季節ですね。
親子ともにワクワクしていたものの、いざ始まってみると意外なところで戸惑うことも多いもの。
我が家が戸惑ったこと、特に今回は生活面から厳選してお話しします。
幼稚園とは異なる生活リズム
単純に朝が早く時間が足りない
ほとんどの支度を子どもが完結させていた幼稚園時代の感覚でいきなり子どもに任せると、まず間に合いません。
特に1年生のうちは、親がサポートしながら少しずつ自分で準備できるように練習していくことが大切です。
我が家の場合は、幼稚園時代に「もういらな~い」と言われて眠っていたお仕度ボードを
一緒に内容を小学校仕様にアップデートして復活してもらいました。
担任の先生の介入具合がグンと減る
幼稚園では先生が自然とサポートしてくれていたことも、小学校では基本的に自分でやらなければなりません。
もちろん、助けてほしいと伝えられればある程度は応じてくださると思いますが、
上手く要望を伝えることがそもそも難しいですよね。
入学して最初の頃は、トイレへ行きたいことが言い出せずに失敗してしまう子も珍しくなく、
そろそろトイレ行っておこうか~等の声掛けがあった幼稚園時代との違いに戸惑うかもしれません。
学校の情報把握が容易ではなくなる
毎日の連絡帳、提出するプリント、さらに宿題(丸つけまで求められます)と、家庭で確認することが一気に増えます。
子ども経由での確認が増える
直接保護者宛てにメールやアプリで連絡が来ていた幼稚園とは異なり、
連絡帳やプリント類も基本的に子ども経由での情報になるため、
肝心なところが明確にならないことも多く、そういう時は思い切って学校に電話で確認していました。
学校や学年、先生特有の決まりごと
授業中に手を挙げるタイミングや、休み時間の過ごし方など、小学校ならではのルールに慣れるまで時間がかかる子もいます。
先生の説明だけでは理解しきれず、家で「学校ではこういう決まりがあるんだよ」と時には親がフォローすることも必要です。
また、学年や先生毎に異なる細かい決まり事もあるようです。
例えば、置き勉(家で使用しない教科書を学校に置いておくこと)ひとつとっても、
同学校同学年の中でダメなクラスと許されるクラスが分かれている話も耳にします。
害があったりあまりに理不尽な場合を除いて、我が子たちは自分なりに解釈して適応している様子です。
放課後の過ごし方が多様化
小学校は学年ごとに下校時間が異なり、1年生は特に早めに帰宅します。
放課後の時間をどう過ごすか、親としても考える必要があります。
共働き家庭では学童を利用するかどうかの選択があり、また「いつから一人で遊びに行かせる?」と悩むことも。
家庭の状況や子どもの成長に合わせて、焦らず適切な過ごし方を探りましょう。
学校の宿題や習い事、自由遊びなど、放課後の過ごし方は家庭によってさまざま。
入学後しばらくは親子で試行錯誤しながら、無理なく過ごせる環境を整えていくことが大切ですね。
おわりに
小学校入学は子どもにとって大きな一歩であると同時に、親にとっても新しい生活の始まりです。
最初は戸惑うことが多くても、少しずつ慣れていけば、親子ともに成長していけるはず。
事前に「こういうことがあるんだ」と知っておくことで、心の準備ができますよね。
次回(3/26(月)に更新予定)は、学習面に絞って同じテーマでもう少しお付き合いいただければ幸いです。

とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。