楽しかった公園遊び。
この後の予定もあるし、さぁそろそろ帰ろうと声をかけると
やぁだぁ!!もっと遊ぶ!まだ帰らない!!
と子どもの公園からの帰宅拒否に困った経験、ありますよね。
できるだけスムーズに帰路につくためにできることは、
まず帰宅拒否予防策をうつことだと思っています。
我が家で実践している方法をご紹介しますね。
約束確認は、遊びモードに切り替わる前
子どもがまだママの話に意識を向けられるうちに、
帰宅の際の約束を確認しておきます。
ワクワク感で注意散漫になってしまいがちなので、
できれば、公園がまだ見えていない場所がベターだと思います。
道中で、わかるように伝えよう
時計が読める子には、
「○○時●●分になったら帰るよ」と。
時計がまだ読めない子には、
スマホのアラームをセットして「携帯が鳴ったら帰る時間だよ」とか
「チャイムが鳴ったら遊びはおしまいにしようね」と
その子が理解できる方法で終わりの時間を伝えましょう。
時計や時間の概念がまだ定着していない子に対して、
「○○時に」「あと●●分で」と伝えたところで理解するのは難しいでしょう。
駆け出す前に、帰宅の時間がくるまで全力で遊ぼうと声をかける
公園に着いて嬉しい!という気持ちで駆け出してしまう子も多いと思いますが、
その前にやることがあります。
着いたらまず、帰宅のお約束を最終確認することです。
今からは遊ぶ時間だよ。
でも、おうちに帰る時間もやってくるからね。
合図(時間なりスマホアラームなりチャイムなり)がきたらおしまいだよ。
それまでは思いっきり遊べるから、楽しもうね!
と私は声をかけることが多いです。
帰宅拒否されそうだったら
さぁ、約束の合図が鳴って帰宅時間がきたことを子どもに伝えましょう。
そこですんなり「帰る~」となればバンザイですが、
そうならなかった場合はこうしてみてください。
まずは、もっと遊びたい気持ちを受け止める
「え、約束したよね?!」と言いたい気持ちをグッとこらえて、
「そうだよね、もっと遊びたいよね」
「わかる!公園って楽しいもんね!」と子どもの気持ちをいったん受け止めてあげてみてください。
そのうえで、
- お約束を守れたらカッコいい
- お約束が守れると、次の楽しいお約束もできるようになる
- 帰ったら他の楽しみ(お風呂遊びや美味しいご飯等)も待っている
ことを伝えます。
また、「あれ、帰ったら何しなきゃいけないんだったっけ?」「ママ、忘れちゃったから教えてくれる?」と
子どもから帰宅後にやるべきことを自ら言わせて、これから起こることを具体的にイメージさせ、
気持ちを切り替えるという方法も有効な場合があります。
最終手段は、短めの「オマケの○○秒」を口頭カウントダウン形式で
ここまでやっても、どうしても帰宅拒否の熱が治まらない場合は、
私は「オマケの○○秒」を口頭カウントダウンでプレゼントすることも多いです。
明らかにキリが悪い時って、大人でもありますよね。
子どもだって、楽しい気持ちをブツンと他者に切られるのは不快でしょう。
短い時間で申し訳ないけれど、ママが○○秒数えている間に遊びの区切りをつけてくださいとお願いして、
いーち、にーい・・・と口に出してカウントします。
この時の「いーち」は必ずしも本当に1秒である必要はありません。
キリの良いところで遊びを終えられるように調整してみてください。
公園を離れられたら、子どもを褒める&ママが喜ぶ
最後、約束通りであっても、ちょっと予定と違ったとしても、
公園を離れることができたタイミングで、
少し大げさなくらいに「ちゃんと公園から帰れたね!」と子どもを褒めること。
また、恥ずかしがらずに名女優になりきって、
あなたが約束守れる子で、ママは嬉しい!と
こちらも大げさなくらいに喜ぶ姿を見せるところまででセットです。
「え、この流れ何回やるねーん!」と思うことになると思います。
(私もこう思いながら育児しています)が、
公園からの帰宅拒否に限らず、
こういった工夫の積み重ねで「約束を守る」という行為が定着してきたように感じています。
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とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。