多くの子どもが3歳くらいまでには経験するという突発性発疹。
子どもの発熱に大慌てしたママライターの体験談をご紹介します。
突発性発疹とは
突発的な高熱と、解熱前後に現れる発疹が特徴の病気です。99%の人が3歳までに罹患すると言われています。特別な治療は必要なく、症状は時間とともに改善していきます。
参照:キャップスクリニック「突発性発疹症について」
【体験談】症状の経過
数か月前、ママライターの子どもが突発性発疹を経験しました。
発熱から発疹が出て平熱に戻るまでの流れをグラフにしてみました。(横軸が日にち、縦軸が体温)
症状の経過を時系列でご紹介します。
【発熱】1日目
- 体温:朝38度台→小児科受診→解熱
- 受診内容:現時点では風邪との診断
- 症状:鼻水(透明)、鼻詰まり、咳
- 子の様子:元気、食欲あり
【高熱】2日目
- 体温:37度台→17時ごろ急に39.1度に→小児科受診
- 受診内容:コロナウイルス、インフルエンザともに陰性→「風邪か突発性発疹か」との診断
- 症状:鼻水(透明)、鼻詰まり、咳
- 子の様子:元気だったが、39度台になりぐったり。食欲あり
この日、高熱が出て小児科を受診した際に、「解熱前後に発疹が出たら突発性発疹かな」と言われました。
ここがポイントで、突発性発疹は、解熱前後に発疹が確認できて初めて診断できるものだそうです。
【高熱】3日目
- 体温:38度が続き、解熱剤服用
- 症状:鼻水(透明)、鼻詰まり、咳
- 子の様子:元気がなく、すぐぐずる。食欲あり
この日は、38.5度になったあたりで、娘が泣き叫んでおり、大変だったと記憶しています…
熱性けいれんを起こすこともあるので、子どもの様子をよく観察しましょう。
参照:キャップスクリニック「熱性けいれんってなぁに?」
【発疹出た】4,5日目
- 体温:37度台
- 症状:首〜背中→お腹、足の付け根→顔の順に小さな発疹を確認、鼻水(透明)、鼻詰まり、咳
- 子の様子:ぼーっとしていて、ぐずりやすい。食欲あり
発疹はかなり薄く、はじめは見間違いかと思いましたが、だんだんと範囲が広がっていることから、発疹が出始めていると確信しました。
【診断】6日目
- 体温:平熱(36.7度前後)
- 症状:発疹消えた、鼻水(透明)、鼻詰まり、咳
- 子の様子:ぼーっとしていて、ぐずりやすい。食欲あり
小児科を受診し、症状の経過を話しました。ここで、突発性発疹と診断されました。
しばらくは子どもの様子に注意が必要
7日目以降も、数日間は子どもの様子がいつもと異なり、少し元気がなく、ぐずりやすくなっていました。
突発性発疹ではよくあることのようなので、症状が落ち着いた後も、しばらくは子どもの様子に注意して過ごしましょう。
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流山おおたかの森在住、一児の母。
ダンス大好き!楽しいこと大好き!
家庭科の教員免許を持ち、前職は食品メーカーに勤めていた経験から、食育に興味があります♪