暑い季節になると、大人も食べたくなる「そうめん」。実は離乳食にも使いやすい食材のひとつです。
のど越しも良く子どもでも食べやすいため、我が家も夏になると大活躍しています。
今回は、離乳食におけるそうめんの進め方や注意点、アレンジレシピまで詳しくご紹介します。
目次
そうめんは離乳食初期からOK?開始の目安
そうめんは、小麦粉が主成分の麺類。消化もよく、やわらかく調理できるため、離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)から少量ずつ始めるのが一般的です。
我が家は、アレルギーが心配だったので少量からスタートしました。
塩分に注意!そうめんを使う前の「塩抜き」方法
そうめんをあげるとき、心配になるのは塩分ですよね。市販のそうめんには塩分が含まれているため、必ず塩抜きが必要です。やり方はとても簡単です。
- そうめんを表示通りにゆでる
- ゆであがったら流水でしっかり洗う
- さらに5〜10分ほど水にさらす
この手順で塩分を減らし、赤ちゃんにも安心して使える状態にしましょう。
赤ちゃん向けそうめんの調理ポイント
ここでは、そうめんの調理ポイントについて紹介します。
短くカットする
赤ちゃんが食べやすいよう、3〜5cmほどの長さに切りましょう。キッチンバサミが便利です。
さらにやわらかく煮る
通常より少し長めにゆでる、またはゆでた後にお湯で再加熱すると、とろとろ食感に。
だしや野菜と合わせて
そうめんだけでは栄養が偏るため、野菜やたんぱく質と一緒に煮込むのがおすすめです。
簡単!月齢別そうめんアレンジレシピ3選
ここでは、我が家でもよく作っていた簡単レシピを3つご紹介します。
中期(7〜8ヶ月)にんじんとそうめんのとろとろ煮
やわらかく煮たにんじんペースト+だし+短く切ったそうめんを煮る。スプーンで口に入れやすいとろみがおすすめ。
後期(9〜11ヶ月)豆腐入りそうめんスープ
豆腐、小松菜、そうめんをやさしいだしで煮込む。食感の違いを楽しめる一品です。
完了期(1歳〜)野菜とそうめん入り卵焼き
人参と小松菜、そうめんを小さくカットして茹でる。溶き卵に茹でた野菜とそうめんを混ぜ合わせ、焼く。
手づかみ食べにもおすすめです。
暑い時期の心強い味方に
そうめんは、暑さで食欲が落ちやすい夏の時期にもぴったりです。月齢に合わせた調理法と栄養のバランスに気をつけながら、赤ちゃんの食べる楽しさを育んでいきましょう。
「今日はそうめんにしようかな」と思ったら、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてくださいね。
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流山おおたかの森在住、一児の母。
夫の転勤を機に、地元の北海道から千葉へ。
趣味は、家族旅行、ミュージカル鑑賞、絵を描くこと。
コーヒーを飲みながら、手帳を書く時間が好き。