ゴールデンウィークが明けた途端、「幼稚園に行きたくない!」と泣きだした子どもに戸惑っていませんか?
新生活を一生懸命に頑張ってきた子どもも、5月には疲れやストレスが溜まるもの。大人と同じように、小さな子どもにも五月病が訪れることもあります。
わが家の息子も、やっと新生活になれてきたかと思えば「幼稚園行きたくない!」に逆戻り。「楽しそうに通っていたのに何でだろう?」と戸惑う5月でもありました。
この記事では、子どもが「幼稚園に行きたくない」と感じたときに、おうちでできる五月病対策5つをご紹介していきます。
親子で無理せず、少しずつ乗り越えていきましょう。
目次
「行きたくない」の気持ちを受け止める
まずは、子どもの「行きたくない」という気持ちをそのまま受け止めてあげましょう。
「なんで行けないの?」といきなり問い詰めるのではなく、最初に「そうなんだね」「疲れちゃったんだね」と、共感する言葉をかけてあげることが大切です。
ママに受け止めてもらえた安心感が、子どもにとって大きな支えになります。
幼稚園での楽しい記憶を思い出させてあげる
子どもが笑顔で話してくれた幼稚園での出来事を、一緒に思い出してみましょう。
「お友達と砂場で遊べて楽しかったね」「先生が絵本を読んでくれたね」など、楽しかった記憶を言葉にすることで「幼稚園=楽しい場所」というイメージを少しずつ思い出すことができます。
朝の支度をゆっくりサポートする
五月病の時期は、子どもも心に余裕がなくなりがち。朝の支度をできるだけゆっくりサポートしてあげましょう。
いつもより10分早起きをして好きな音楽を流して準備したり、準備が終わったあとの小さな楽しみを作ってあげることもおすすめです。
当時の息子は、プラレールに夢中だったので「お着替えが終わったら一緒に線路をつくろう!」と子どもがワクワクする提案をして楽しむ時間をつくっていました。
そうすることで、楽しい気持ちのままご機嫌に幼稚園に向かうことができました。
小さな目標を一緒に立てる
わが家の場合、「先生に元気にご挨拶してみる」や「縄跳びを5回連続で飛んでみる」などその日の子どもの気分に合わせて「これならできそうかな?」という小さなチャレンジを一緒に決めていました。
達成できたときは好きなシールを一つ貼るなど、ゲーム感覚で取りくむことで子どものやる気もアップします。
無理はしない。必要なら「お休み」も選択肢に
どうしてもつらいときは、無理に登園させず、おうちで休むことも一つの方法です。大人も疲れているときは、休みたいですよね。それと同じように子どもも休息が必要なときは必ずあります。
「疲れたから休みたい」と泣いていた息子。「休ませてもいいのかな?」という不安もありつつ、思いきって幼稚園をお休みした結果、次の日には「もう幼稚園行けるよ!」と笑顔で登園することができました。
「休んでも大丈夫」という安心感が、子どもの心を前向きにさせてくれると感じました。
まとめ
大人と同じように、小さな子どもにも五月病のような心の揺れは起こります。大切なことは、子どものサインを受け止め、あまり無理をさせずにサポートしていくこと。
笑顔で登園できたときにはたくさん褒めてあげてくださいね。焦らず寄り添いながら、子どもと一緒に少しずつ歩んでいきましょう。
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流山おおたかの森在住、一児の母。
夫の転勤を機に、地元の北海道から千葉へ。
趣味は、家族旅行、ミュージカル鑑賞、絵を描くこと。
コーヒーを飲みながら、手帳を書く時間が好き。