陣痛をやわらげる方法として、助産院などで取り入れられている「会陰押さえ」。
興味はあってもナイーブな内容のため、ママ友にもなかなか経験談を聞きづらい。そこで、実際に会陰押さえを体験したママライターの感想をご紹介します。
会陰押さえとは?
私が体験した会陰押さえは、妊婦が横になり、パートナー(夫)がテニスボールを使って会陰部を押すという方法※です。
私が通院していた産婦人科医院では、出産前に行われる両親学級で夫と一緒に会陰押さえの説明を受けました。
※実際に行う際は、担当の助産師や医師の指導に従いましょう。
会陰押さえで痛みは緩和したか否か
個人的な感想ですが、会陰押さえで痛みは緩和されました。
私の場合、陣痛の痛みに耐えられず悲鳴を上げ、院長に叱られるほどでしたが、会陰押さえによって痛みの全てとは言いませんが緩和される感覚は確実にあり、なんとか気を失われずに無事に出産を迎えられました。
会陰押さえは2人の共同作業
私の場合、陣痛が辛くなり始めたのが平日の夜中でした。
残業を終えた夫が眠気眼をこすりながら徹夜で会陰押さえをしたことは、夫婦で一つの苦難を乗り越えた良い思い出になりました。
会陰押さえにも鍛錬が必要?
会陰押さえを経験してわかったことは、会陰押さえを熟知している助産師さんがやってくれると、痛みの緩和度が違うこと!
痛みレベルを10としたとき、会陰押さえをやり始めたばかりの頃の夫だと痛みレベルは9、助産師さんによる会陰押さえは6。テニスボールが当たる場所や押すタイミングによって、会陰押さえによる痛みの緩和度に違いがあるのではないかと感じました。
※個人的な感想です。
パートナー・夫こそ会陰押さえのキーマン
会陰押さえを夜から始めた夫も、朝になる頃には会陰押さえがかなり上達していて、会陰押さえには経験・知識・技術が必要だと改めて感じました。
だからこそ、実際に会陰押さえをする立場であるパートナーは、会陰押さえの正しい知識・方法を学ぶことに加え、いつくるかわからない出産・陣痛に備えて体調管理は万全にして会陰押さえに挑んでほしいと思いました。
出産後も、育児や家事、仕事との両立など、パートナーの理解・協力が求められるイベントは盛りだくさん。
まずは出産を終え満身創痍なママの体に必要なケアについても学んでおきましょう。
「え?骨盤矯正だけでは意味がない?理学療法士が伝える産後ケア3選」では、産後ケア専門サロンの理学療法士が、産後ケアについて解説しています。
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出身は茨城県。園児の息子が1人。
趣味は漫画・アニメ鑑賞。
オタク気質で、息子に買い与えたはずのミニカーに私がドハマりし、いつの間にか立派なミニカーコレクターに。
好物はフライドポテト。減量を諦め、現状維持に励む日々。