いつもニコニコしていた息子が2歳になった頃、突然の「イヤ!」から始まった魔のイヤイヤ期。
朝の着替えすらひと苦労、スーパーでの買い物は「カートを押したい!」「あっちには行かない!」と毎回ヘトヘト。「これじゃ、私が限界…」そう思っていた時期があります。
今回は、イヤイヤ期がずっと続くのではないかと不安だった私の体験談と気持ちがラクになる4つの工夫をご紹介します。
目次
「イヤ!」の奥にある気持ちを汲み取ってみる
靴を履きたくないと泣いた朝は「靴を履きたくなかったんだね」と共感のひと声をかけていました。
違う道に行きたいと泣けば「そっか、あっちの道はイヤだったね」「お花がみたかったんだね」と子どもの気持ちに共感して寄り添ってあげる。
それだけも、「うん」と涙が止まることも多々ありました。小さな心にも、ちゃんと理由があるんだなと気づかされたことを覚えています。
子どもに選んでもらうことで自己主張を尊重してあげる
「この服イヤ!」と怒る場合は、「赤い服と青い服、どっちが好き?」と自分で選んで決めることでご機嫌になることもあります。
選択肢をいくつか見せてあげることで、自分で選べたことが自信になり、その後もスムーズに行動できるようになりました。
ふざけモードで険悪な空気を変える
どうすることもできないときは、私も一緒に「ママもイヤー!」と子どもの動きを真似して笑わせるようにしていました。
また、子どものお気に入りのぬいぐるみやキャラクターを使って「お着替え対決だー!」とゲーム感覚で競争してみることもおすすめです。
ママの余白時間をつくる
イヤイヤ期と上手に付き合うためには、ママの心の余白も大切です。
3年間の自宅保育は、振り返ってみるとかけがえのない時間ではあったけれど心身共に毎日疲れきっていました。
子どものお昼寝時間に映画を見たり、休日はパパに子どもをお願いしてカフェに行くなどひとりの時間を確保するようにしていました。
心が疲れていると笑顔で育児ができなくなってしまうので、リフレッシュする時間はとても大切だと思います。
「完璧なママ」じゃなくても大丈夫
当時「イヤ!」と言って泣いていた息子は6歳になり、今は靴も一人で履けるし、買い物も手伝ってくれる頼もしい子どもに成長しました。
一緒に泣いて笑った毎日は遠い昔のように感じ、寂しくもあり宝物のような時間を過ごしていたのだと感じます。
「もう疲れた」と思う日もあるかもしれません。でも、ママが向き合っている姿はちゃんと子どもに伝わっています。
今日も頑張っているあなたの心が、少しでも軽くなりますように。
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流山おおたかの森在住、一児の母。
夫の転勤を機に、地元の北海道から千葉へ。
趣味は、家族旅行、ミュージカル鑑賞、絵を描くこと。
コーヒーを飲みながら、手帳を書く時間が好き。