“ママがいい”時期をどう乗り切る?子どもの甘えに寄り添うポイントと対処法


子どもが突然「ママじゃなきゃイヤ!」と泣きついてくることは、成長過程ではよくある姿です。

忙しい時ほど困ってしまいますが、実はこの“べったり期”は安心感を育てる大切なタイミングでもあります。
ここでは、無理なく乗り切るための対処法をご紹介します。

まずは「気持ちの受け止め」で安心させる


「ママじゃなきゃイヤ!」は、子どもにとって手伝って欲しいサインです。
否定したり急かしたりせず、「ママがいいんだね」「そう思う気持ちわかるよ」と、まずは気持ちを受け止めてあげましょう

私の子も2〜3歳の頃は何をするにも“ママ指名”。
パパが着替えを手伝おうとすると泣いてしまい、つい「パパでもできるよ!」と言いたくなる場面もありました。

でも、まず抱きしめて落ち着かせると、その後は素直にパパにバトンタッチできることも増えていきました。
安心すると、子どもは次の一歩に進みやすくなります。

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代わりに担当してほしい相手を「同じチーム」にする


「ママじゃなきゃイヤ!」が続くと、パパや祖父母もがっかりしてしまいます。
そんな時は、ママが“味方の橋渡し役”になるのがおすすめです。

例えば着替えなら、「今日はママとパパのふたりでお手伝いするね」「最初のボタンはママ、次はパパと一緒にやろうか」など、みんなで取り組む雰囲気を作ると受け入れやすくなります。

「ママ以外=イヤな人」ではなく、「ママと同じチームの人」と感じてもらうことで、少しずつ安心して任せられるようになります。

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ママの“できる範囲”を伝えてゆるくバトンタッチする


ずっとママが担当するのは負担が大きいもの。
優しく境界線を伝えることも必要です。

「今はママ、洗い物しているから終わったらね」
「お風呂はパパが上手なんだよ。一緒にやってもらおうか」
このように、理由と順番を伝えることで、子どもは納得しやすくなります。

我が家でも「ママがいい!」が続いた時期に、上記のような声かけを続けていたら、少しずつ「じゃあパパでもいいか」と折り合いをつけられるようになりました。

おわりに

「ママじゃなきゃイヤ!」は、子どもが“安心できる存在を求めている証拠”。
一時的なものなので、受け止めつつ少しずつ周りの大人にバトンタッチしていけば、自然と落ち着いていきます。

ママが笑顔でいられるペースを大切にしつつ、この時期ならではの甘えん坊をやさしく支えてあげましょう。

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