「旬」の食べ物旬の野菜9月・・おっと、9月は端境期!
端境期(はざかいき)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
端境期とは、野菜の収穫期と収穫期の間にできる境目の時期のことで、わかりやすく言えば野菜の収穫が少なくなる時期になります。
9月は、夏野菜の収穫と秋野菜の収穫の間の端境期にあたるわけです。
農家さんは夏野菜と秋野菜の種まき時期を工夫して、この時期を乗り切っています。
そんな9月のお助け旬野菜はカボチャ。
カボチャは収穫してすぐのものより追熟させたものの方が味が良いのです。
夏に収穫したカボチャは、風通しの良い場所に保管しておくことで、デンプンが糖化して甘みが増します。
■カボチャの語源はカンボジア
日本カボチャは16世紀半ばにカンボジアから渡来しました。カンボジアがなまってカボチャになったと言われています。カンボジャ・・カボジャ・・カボチャ・・ううん、なるほど確かに(笑)
■カボチャの栄養
野菜の中でもトップクラスの栄養価を誇るカボチャ。免疫力を高めるカロテンと、血流を促進し身体を温めるビタミンEを多く含んでいます。
(カロテンは体内でビタミンAに転換されます。)
抗酸化作用のあるビタミンCも多く、美肌効果も期待でき、夏に日焼けしたママにも嬉しい野菜です。
身よりも皮に多くのカロテンを含むカボチャ。調理は皮ごと、が鉄則であることを忘れないでくださいね。
主な栄養成分・・カロテン・カリウム・ビタミンC・B1・E・カルシウム・鉄
■選び方
へたが乾燥し、へたのまわりがくぼんでいる事が乾燥の証。重量感があり、皮が固くて形は左右対称のものが良いです。ままてぃのママ達はカットカボチャを買うことが多いかもしれませんね。カットカボチャは果肉の色が濃く、肉厚で、大きな種が密に詰まっているものを選んでください。
■保存方法
カットしたものは種とワタを取ってから、ラップで包んで冷蔵庫の野菜室へ入れておきます。
■今月の旬レシピ
【カボチャとクリームチーズのサラダ】
カボチャに含まれるカロテンやビタミンEを、子どもも好きなマヨネーズの油脂の力で吸収しやすくした一皿です。赤ちゃんにはナッツは避けてください。ナッツの代わりにレーズンでもおいしいですよ。
材料(大人2人分)
カボチャ 1/6個(300g)
クリームチーズ 30g
マヨネーズ 大さじ2
ローストアーモンド 8粒
塩 小さじ1/2
大人は粗引きコショウ 適宜
作り方
(1)カボチャは種とワタを取り、洗う。皮つきのまま小さめの一口サイズに切る。耐熱容器に入れ、ラップか蓋をして電子レンジ500Wで6~8分加熱。
(2)1が冷めたらフォークでさっくりつぶす。小さくちぎったクリームチーズ、マヨネーズ、塩を加える。
(3)器に盛りつけてから、刻みアーモンドを加える。
【注】乳幼児のお子様にはナッツは控えてください。
パパママには、仕上げに粗引きコショウをおススメします♪
(株)CROSSASIA代表。子育てコミュニティ「ままてぃ」代表。中国瀋陽生まれ、大学から来日。棗、お粥、中華料理が大好き。食べるのも作るのも好き!
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