「昨日はモリモリ食べたのに、今日は全然食べない…」そんな食べムラに、頭を抱えたことのあるママも多いのでないでしょうか?
我が家の息子も、2歳を過ぎたころから急に偏食気味になりました。うどんやパンばかり食べたり、次の日には全然食べないの繰り返し。まさにイヤイヤ期の食事に苦戦する日々でした。
ある日「ご飯って楽しい!」と思える工夫をしたことで、少しずつ変化がありました。今回は、我が家の体験をもとに子どもが楽しくご飯を食べられる工夫をご紹介します。
おままごとの延長で食事をする
一番よくしていた工夫は、食事におままごとを取り入れることでした。
当時、おままごとに夢中だった息子。お家をレストランに見立て、大好きなぬいぐるみをダイニングテーブルに座らせて息子と同じ食事をだしました。
「うさぎちゃんもお腹がペコペコって言ってるよ!一緒に食べてみようか!」と言ってみたところ、息子は「一緒に食べる!」と張り切って食べてくれるようになりました。
少し手間ですが、楽しい気持ちの延長で食事時間を捉えてくれると自然と食べてくれるんだなと気づきました。
お弁当箱に詰めて、ピクニックスタイルに変更
食べムラのある時期は、量よりも達成感を意識しました。我が家は、お弁当箱に一口サイズのおにぎりやカラフルなピックを刺したおかずを詰めて出すことも多かったです。
どんどん少なくなるお弁当の中身を見て「これ食べた!」「全部なくなった!」と自信満々に報告してくれました。
また、お家の中でレジャーシートを広げてピクニックの雰囲気で食事すると子どももご機嫌に食べてくれます。
子どもと一緒につくってみる
時間に余裕のある日は、子どもと一緒に料理をつくっていました。例えば、
- 子どもと一緒におにぎりを握る
- 型抜きで野菜をくり抜く
- パンケーキの材料を混ぜてもらう
- ケッチャプや海苔で顔をつくってみる
「手伝ってくれてありがとう」「美味しいね!」と一緒に食べてみたり、何よりも「つくった料理を喜んでくれた!」という嬉しい気持ちにも繋がります。
我が家では、様々な種類のふりかけを用意して自分で選んでもらっていました。
最後に
完食しなくても、「美味しいね」「楽しいね」と思えたら100点です。食べない時期があっても、大丈夫。
我が家の息子も、うどんやパスタ、パンしか食べなくて頭を悩ませた時期がありますが、6歳になった今ではお肉もお魚も驚くほどよく食べるようになりました。
無理に食べさせようとせず、「どうすれば楽しく食べられるかな?」を意識して楽しい気持ちを沢山経験させてあげてくださいね。
大きくなれば、いつのまにか沢山食べる子どもに成長しているはずです。
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流山おおたかの森在住、一児の母。
夫の転勤を機に、地元の北海道から千葉へ。
趣味は、家族旅行、ミュージカル鑑賞、絵を描くこと。
コーヒーを飲みながら、手帳を書く時間が好き。