赤ちゃんの体温調節機能は未熟!
ですが、赤ちゃんは自分で「暑い」「寒い」と伝えることができないので
大人が感じ取って調節してあげる必要があります。
そこで今回は
赤ちゃんの体温を見抜くポイントや服装のコツ、室内の快適温度・湿度についてご紹介します。
「暑い」「寒い」を見分けるポイント!
赤ちゃんにとって適温かどうか
体を触って確認しましょう。
暑い時
以下の身体の部位が汗ばんでいる時は
暑がっている証拠です。
- 頭
- 首元
- うなじ
- 背中
- お腹
他にも、首のシワが赤くなっているのは身体が暑がっているサインです。
これは『蒸し焼きのサイン』と呼ばれていて、
身体に熱がこもっているために出るものです。
汗疹ができないように汗を拭いてあげて、
服を薄いものに変えたり、一枚脱がせたりして調節しましょう。
寒い時
以下の身体の部位が冷たくなっている時は
寒がっている証拠です。
- 身体の胴体部分(お腹や背中)
- 太もも
他にも、赤ちゃんの顔色や唇の色が悪くなっている時は
寒さを感じているサインです。
ただ、
手足が冷たくても、体温調節のために一時的に冷たくなっている可能性もあるため、
お腹や背中がポカポカと温かければ問題ありません。
身体に熱がこもりすぎると
乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが上がる可能性があるため、
温めすぎには注意しましょう。
服装のコツ
赤ちゃんはとっても汗っかき!
そのため、汗をかいても身体に残ることがないように、
吸水速乾素材のインナーが最適です。
肌触りの良い綿100パーセントの素材は速乾性が劣る場合があるため、
こまめにインナーを変えることで、汗による冷えを予防しましょう。
また、以下のポイントを押さえると赤ちゃんが快適に過ごしやすいです。
- 薄手の服+脱ぎ着しやすい服
- 体温調節のため、外出時以外は手足を覆わない
- 熱がこもりすぎないように、ぴったりな服ではなく、ゆったりとした服を選ぶ
赤ちゃんの様子を見ながら服の調整をしましょう。
室内の適温・適湿
- 夏→25~28℃
- 冬→20~25℃
- 湿度→季節を問わず50~60%
これらが赤ちゃんにとって適切な温度、湿度と言われています。
冷暖房は赤ちゃんに直接風が当たらないようにしましょう。
また、
湿度が60%を超えるとカビやダニの発生・繁殖が起こりやすくなり、
反対に40%以下になると、粘膜や肌が乾燥し、細菌やウイルスへの抵抗力が弱まるといった問題が起こります。
除湿機、加湿器の活用や、部屋の換気、洗濯物の部屋干しなどを行なって快適なお部屋を作りましょう。
まとめ
今回は赤ちゃんの体温を見抜くポイントや服装のコツ、室内の快適温度・湿度についてご紹介しました。
赤ちゃんが快適に過ごすために
2歳頃までは大人が体温調節のアシストをしてあげましょう。
夫の転勤により、地元の関西を離れ千葉へ。
趣味は紅茶を淹れること、家族で散歩すること、小説を読むこと。
穏やかでゆったりとした時間が好きです。
一児の母。
最近は息子と一緒にパウパトロールを観ています。