性教育を思春期以降に始めるのでは難しさを感じてしまうかも・・・?
実は幼少期から始めることでそのハードルは大きく下がります。
日常生活の中で無理なく取り入れることで、子どもが自然に学べる環境を整えましょう。
ここでは、実践的な3つの方法をご紹介します。
体の部位の正しい名前を教える
赤ちゃんや幼児期から、体の各部分に正しい名称を教えることは、性教育の最初の一歩です。
例えば、「おなか」や「手」と同じように、「おしり」や「おまた」といった
子どもにわかりやすい言葉を使いながら説明を始めましょう。
成長に合わせて、「ペニス」や「ヴァギナ」のような医学的な正式名称も自然に教えていくとよいでしょう。
こうすることで、子どもは自分の体を正しく理解し、言葉で表現する能力が養われます。
また、万が一、不適切な接触や状況が発生した場合でも、
子どもが具体的に説明できるようになるため、早くに気づいてあげられるかもしれません。
「触れていい」「触れてはいけない」を教える
また、自分の体は自分のものであり、他人が勝手に触れてはいけないことを教えるのも大切です。
おむつ替えやお風呂の時間を利用して、
「ここは誰かが勝手に触っていい場所ではないんだよ」と優しく伝えましょう。
さらに、子どもが他人の体を尊重することも同時に教える必要があります。
例えば、「お友だちに触れるときは、相手に確認してからにしようね」といった
わかりやすいルールを示すことで、他者への配慮を学ぶでしょう。
プライバシーの概念を教える
プライバシーを守ることの重要性も、早期から教えるべき内容の一つです。
具体的には、着替えをするときやトイレに行くときに、「これはプライベートな時間だよ」と伝えます。
また、家族であってもノックをしてから部屋に入る習慣をつけることで、
子どもは他者のプライバシーも尊重する態度を身につけられます。
こうした日常的なやり取りを通じて、子どもは自分の空間や体を守る権利を理解するようになります。
日常に取り入れやすい形で性教育を
性教育を自然な形で始めてみましょうと言われて戸惑うママには、こんな導入はいかがでしょうか?
おすすめの絵本「だいじ だいじ どーこだ?」
顔を突き合わせて特別な時間を作り、面と向かって改まる必要はないと思います。
最初の一歩におすすめできる絵本をご紹介します。
出典:株式会社大泉書店HPより
自分の身体を大事にする気持ちを育む絵本です。
性教育絵本の最初の1冊として、手に取りやすい内容となっています。
さいごに
性教育は、子どもが小さいうちから始めることで、自然なコミュニケーションの中で進められます。
幼少期から体やプライバシーについて学ぶことで、子ども自身が安心感を持ち、周囲との健全な関係を築く土台ができます。
親子で少しずつ取り組み、無理なく性教育を進めていきましょう。
性教育におススメの絵本紹介記事はコチラ↓↓↓
とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。