乳幼児向けパンで窒息事故が起こったというニュースでびっくりした方も多いと思います。
今回はニュースの内容をおさらい&こどもの窒息を防ぐポイントをまとめました。
乳幼児向けパンで窒息事故!
2021年10月19日、国民生活センターは「カットパンによる乳児の窒息事故が発生-小さくちぎって与え、飲み込むまで目を離さないで-」との注意喚起を発表しました。
事故が起きたのは、カネ増製菓株式会社が製造している「かぼちゃとにんじんのやさいパン」。
- かぼちゃパウダー・にんじんパウダーが入っている
- トランス脂肪酸フリー
- 添加物一切なし
と安心して子どもに与えられる人気のパンなのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
【事故内容】
- パン一つを丸々飲み込もうとして窒息。救急搬送されたが死亡。
- パンをちぎって食べさせたところ窒息。
今のところ、商品の回収の予定はなく、パンを柔らかくしたり、サイズを小さく改良した商品を販売する予定ということです。
窒息を防ぐポイント
今回の国民生活センターの注意喚起で、消費者へのアドバイスとして、
- 1歳前後の乳幼児に食べ物を与える際は、無理なく食べられるよう、小さく切って与え、飲み込むまで目を離さないように注意しましょう。
- 食品で窒息が起こったときは、直ちに応急処置を行い、救急要請しましょう。
とありました。
食べ物のほかにもおもちゃなどでも窒息事故が起きています。
窒息を防ぐポイントは、
- 子どもの口に入る大きさ(直径約4cm未満)のものを子どもの周りに置かない。
- 子どもの手が届かない場所を日ごろから確認しておく。
です。
もし、のどにものが詰まってしまった場合は、救急車を呼ぶとともに、一刻も早い応急処置が必要となります。
- 背中をたたく(廃部叩打法)
- 胸部を圧迫する(胸部突き上げ法)
- 背部突き上げ法(ハイムリック法)、1歳児以上
参照:政府広報オンライン「「えっ?そんな小さいもので?」子供の窒息事故を防ぐ!」
政府広報オンラインではいざというときのために対処法を紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
ママライターの娘も、1歳ごろ「やさいパン」を良く食べてた思い出の食品です。
たまにぱさぱさして食べにくそうなときがあったので、小さくちぎったり、こまめにお茶を飲みながら食べていたのを覚えています。
「やさいパン」に限らず、食べ物の形状や硬さには十分注意して与えるようにしてくださいね。
生まれも育ちも九州。数年前に千葉に引っ越してきて、子育ても始めました。
5歳娘を自己肯定感の高い子にするために、日々勉強中です。
趣味はポイ活。