きっかけはお友達との手紙
娘は幼稚園の年中さん。お友達にもらう手紙に、少しずつ変化があらわれてきました。
年少さんの頃からひらがなを書けるお友達もいましたが、自分の名前や、相手の名前だけ書ける、というお友達がほとんどでした。しかし年中さんになってみると、名前だけでなく、手紙の文章まで自分で書いている子もいたのです。
私はあせりました。なぜなら娘は、ひらがなが書けないからです。
読み書きできる子は多い?少ない?
娘の担任の先生に聞いてみたところ、ひらがなを読める子はクラスの半分くらいで、書ける子はまだあまりいない、というお返事。また、年長さんになるとひらがなのお勉強が始まるので、そこで覚える子がほとんどだと言われました。
少しホッとしましたが、娘がお友達の手紙を見てひらがなに興味を持ったため、それなら教えてしまおう!と思い、ママ友に勉強方法を聞いてみることにしました。
おすすめ練習方法
周りのママさんに聞いてみたところ、使っている方がいちばん多かったのが『ひらがな練習帳』でした。
- 子どもの好きなペースで進めることができる。
- ママやパパがチェックして、上手にできた文字に花マルをあげると、大喜びでたくさん練習してくれる。
次に多かったのが『ひらがなシート』。
- お風呂に貼って「この字はなんて読む〜?」とクイズ形式で読み方を教えている。
- リビングの壁に貼って、お手紙を書くときの見本にしている。わからない文字も見ながら書けるから、子どもも楽そう。
などなど、それぞれ良い感想がたくさんありました。
上記2つのアイテムは、100円ショップやドラッグストアでも売っているので、コスパも抜群。さらにひらがなの練習をするだけでなく、花マルを描いたりクイズを出したりすれば、ママやパパと一緒に楽しく学ぶことができそうですね。
わが家でもさっそく試してみましたが、娘がリビングで練習帳を書いていると、1歳の息子が邪魔をしてめちゃくちゃな文字になったり、落書きされたりして、娘はすっかりやる気をなくしてしまいました・・・。そこで、リビングが無理ならいっそのことお風呂で勉強しよう!と思い、お風呂用ひらがなシートとお風呂用クレヨンを用意してみました。
結果は大成功!娘はお風呂で楽しくひらがなの練習ができ、息子は怒られることなく壁一面にクレヨンを塗りたくり、2人とも満足したようです。
あせらなくても大丈夫!〜小学校教諭の経験談〜
少しずつ読み書きできるようになってきた娘。しかし飽きっぽい娘。ちゃんとひらがなを書けるようになるまで、まだまだ先は長そうです。
娘の通う園は年長でひらがなを教えてくれるので、私も悠長に構えていられるけど、園によってはひらがなを教えないところもあるし、その場合はどうするのだろう?
疑問に思い、小学校教諭をしている家族や友人に聞いてみたところ、小学校入学時にひらがなが書けなくても問題はないとのことでした。小学校では書き順も教えますが、入学前に書き順まで正しく覚えている子は意外と少ないため、すでに書ける子にも、ひらがなを新しく覚えなおそう!というやり方で授業をするそうです。
もちろん小学校によっても違いはあるかと思いますが、小学校入学までに絶対書けないとダメ!ということではないようなので、子どものやる気とタイミングに合わせて、楽しくひらがなを教えることができるといいですね。
娘がお友達に手紙を書けるようになる日が楽しみです。
(ライター Jun)