アメリカで体験したモンテッソーリ幼稚園(その2)~夢中になれる玩具と手厚い指導~

前回のアメリカでの体験記事に続いてご紹介します。
5月10日に公開した前回の記事はこちら アメリカで体験したモンテッソーリ幼稚園(その1)~モンテッソーリ幼稚園はこんなプリスクールでした~

木製のおもちゃがいっぱい!夢中になれることがいっぱい!

スクールの棚には丈夫そうな木製玩具などがたくさん収納されていました。
どの玩具も市販では見かけないようなものばかりです。

 

 


 

 


レインボーの絵、3連発!花、ハート、木まで、もうなんでもレインボー!色使いがアメリカンです。

レインボーの絵、3連発!花、ハート、木まで、もうなんでもレインボー!色使いがアメリカンです。

例をあげると、
○ 箱庭風の砂場(幼児用の机の天板部分が一人用の砂場で、ミニチュアの人や町の部品がたくさんある)
○ 木製パズル・ブロック類(種類、サイズ、遊び方もさまざま)
○ びんの中に砂とミニチュアの物が入っていて、びんを傾けたりしながら物探しするもの

また、アートの道具も勢ぞろいです。
○ ぬりえ、おえかき用紙
○ えんぴつ、色えんぴつ、
○ 絵の具、筆、パレット(教室内のミニキッチンのそばにあり気軽に使える)
○ チョーク(外遊びのとき)

毎朝、先生が絵の具セットを用意していて、みんな自由に使っています。日本の幼稚園では「絵の具でおえかきの日」ってあまりないですよね。絵を乾かす20段ぐらいのラックもあって、帰りにママが自分の子の絵を持ち帰ります。私も毎日、何枚もの娘の力作(?)をもって帰ったものです。娘はレインボーを描くのがお気に入りでした。

朝の会のルーティンがすばらしい!

朝の会では、みんなで毎朝、声をそろえて日にちや数を唱えるルーティンがありました。リズムにのってテンポよく唱えるのです。このおかげで、娘もたくさんの英語を覚えました。

具体的には・・・
○ 「今日は2016年○月○日○曜日」(今日の日にち)
○ 「1月、2月、3月・・・12月」(12か月)
○ 「日、月、火、水、木、金、土」(曜日)
○ 「春、夏、秋、冬」(季節)
○ 「1、2、3、4、5・・・100」(100までの数字)
○ 「北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ・・・アジア」(世界の大陸名まで!)
○ 「水星、金星、地球・・・冥王星」(なんと、惑星までも!)

そのほかにいかにもアメリカらしいのは・・・
○Show and tell というミニスピーチみたいなもの

自分の見せたいものを持参して、それについての思い出を話したり、説明したりするのです。恥ずかしがる子はほとんどいませんでした。むしろ堂々としたもの!(おでかけしたときの写真やぬいぐるみ、おもちゃなどをもってくる子が多いのですが、ペットの犬を連れてきた子もいましたっけ。)

こうやって小さい頃から、上手に自己主張できるアメリカ人気質が養われていくんだなあと思いました。

ひとりひとりに手厚い指導をしてくれる

また、日本ではあまり望めないマンツーマンの指導も充実です。これも生徒数に対して「先生+ボランティアのママたち」の数が日本よりも断然多いおかげです。朝の会の前や自由遊びの時間帯に先生から「次は○○くん、いらっしゃーい」という感じで個別に呼ばれて、指導してもらえます。
○ アルファベット(フォニックス)の読み書き
○ フォニックスの本の音読

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アメリカの幼児教育でよく使われるシリーズ本。左のふくろに宿題の本を入れて持ち帰ります。アルファベットをマスターするたびにシールを貼ってもらい、娘もA to Zをコンプリートできた!

英語を全然知らない娘。モンテッソーリだからなじめたと思う

英語をまったく知らない状態で、いきなりアメリカ人の中に放りこまれた娘…しかも、たったひとりの非ネイティブスピーカーとして・・初めはそれはそれは居心地が悪かったことでしょう。

けれども、モンテッソーリのスクールだったからこそ、すんなりなじむことができたのだと、今になって思います。

モンテッソーリは、それぞれの子が興味あるおもちゃに集中して遊ぶことを重視します。娘は仲良しのお友達ができないうちでも、「目新しいおもちゃで遊ぶ」とか、「絵の具でペイントしたい」とか、スクールに行けば、夢中になれる遊びがいつもあったのだと思います。

園長先生がよく気にかけてくださったこともあり、娘が「行きたくない」と言わずに、スクールに通ってくれたのは親としても本当に幸いでした。私たち親子にとって、とても貴重な経験となったモンテッソーリのプリスクール通いでした。

(ライター S子)

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