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上手に選ぼう!ファーストシューズと初めての子供靴と安全対策

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たっちが上手になって、10歩ぐらい歩けるようになってきたら、いよいよファーストシューズの出番ですね。
お手ごろなものから、上を見ればウン万円なんていう高級シューズまであって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますね。
今回はファーストシューズやキッズシューズについて考えてみたいと思います。

ファーストシューズ選び、ポイントは機能性!

ファーストシューズを買うタイミングはたっちで10歩が目安です。子どもの足に詳しい店員さんやシューフィッターさんはママの心強い味方です。デパートやメーカーショップには、シューフィッター(※)さんや子どもの靴選びに詳しい店員さんがいると思います。わが子の足に合う靴選びのアドバイスをもらえますよ。

※シューフィッターとは…足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、足の疾病予防の観点から正しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家。

私の長女(小3)が赤ちゃんの頃は、ショッピングセンター内のメーカーショップが行きつけでした。
初めてサイズを計測してもらったときに「足幅が狭い」ことがわかり、その店には細足さん用のラインナップがあったので、娘にぴったりの靴を選んであげることができました。
ベビー用品店などはサイズは充実していても、足幅は1種類しかないことが多いです。
ですから、まずはベビーシューズに詳しい店員さんにサイズ計測をしてもらうと、わが子の靴選びのポイントが明確になりますよ。

靴売り場でサイズ計測すると結果を記入した用紙がもらえます。このきょうだいは2人とも「細足さん」。

(足幅を示す「ウィズ」の標準がEEのところ、それぞれ「C」と「D」でした。)

ちなみに、うちの長男の足幅は「ふつう」なので、姉の細身のシューズは合いません。
おさがりにとっておいたけれど出番はほとんどナシでした。念のため、次男にもとっておきましたが、幅広足の次男にはもっとダメでした…残念。

靴選びのポイントをまとめてみました。
• 足に合ったサイズ・メーカーを知っておこう
幅が1種類しかないメーカーもあれば、幅狭タイプを製造しているメーカーもあります。
また、メーカーによって、もともとのつくりが細身だったり(NBなど)、幅広だったり(ベビー用品店にあるもの)しますので、その子に合うメーカーを見つけてみると良いでしょう。
• 親が履かせやすいこと
マジックテープが1本ベルト、2本ベルト、2本だがつながっているベルトなどメーカーによって様々です。
1回で済む1本ベルトが親としては楽ですが、2本の方が子どもの足に合わせた調節ができるメリットも。
• つま先部分が広く、上向きにそっている
つま先の動きを妨げないように広めのつくりが子どもには良いそうです。また、靴底がペタッとしたものよりも、つま先が少し上向きにそっているものがつまづきにくくておすすめです。

つま先が少し反りあがっていれば、つまずき防止に

「ファーストルームシューズ」というのもあります

ファーストシューズと前後して、室内で履かせる靴もあります。こちらは外歩き用ではないので、靴底が布だったり、皮だったり。機能性よりもデザイン性で選ぶことが多いでしょう。

ファーストルームシューズの用途
• たっちできるようになってからの室内歩きの練習用
おうちでは歩けるのに、靴でお外に出ると上手に歩けない子もいます。まずは、室内シューズで靴で歩く感覚に慣れさせてあげると良いでしょう。
• 防寒や外出時の安全のため
冬のお出かけでは靴下だけでは寒いですよね。また、抱っこで子どもの足がブラブラしてどこかにぶつけてしまうこともあります。靴を履いていれば、寒さや衝撃から赤ちゃんの足を守れます。
• セレモニー用
お宮参り・上の子の七五三などの行事や記念撮影では、まだ歩かない赤ちゃんでもおめかしシューズを履かせてあげると可愛くキマります☆

大切なくつ。落し物には気をつけて

せっかく買ったシューズ、日常生活で落としてしまう場面って意外に多いんです。私も何度か片方だけ失くしてしまった経験が… 
1度目は長女の3か月検診帰りに防寒用のもこもこシューズを落として、慌てて来た道を戻ったら見つかりました!
2度目は、おそらく車に乗せるときに靴を脱がせて、片方だけ車の外に置き去りにしてしまったようで、あきらめました。
3度目はつい最近ですが、ベビーカーの下かごに入れていたら、知らずに落としてしまって見つからずじまい。気に入っていただけにショック…

落としやすい場面
• ベビーカー、抱っこ、自転車に乗せているときに脱げてしまった
• ベビーカーの下かごからこぼれ落ちてしまった
• キッズスペースなど、靴を脱いで遊ぶ場所でなくなってしまった

お気に入りの靴を失くさないための対策

かかとのわっか部分にゴムをつけると、靴の落し物を防げます

必ずマジックで名前や目印マークを書きましょう。公共の場で靴を脱ぐとき、新品やお気に入りの靴なら袋に入れて自分で持っておく方が安心です。
• ベビーカーや自転車のときにはしっかり履かせて、脱げていないかまめに確認を。
わっかゴムをかかと部分に着けて、足にくぐらせてから履くと、もし脱げてもなくすことはありません。(NHKの子ども番組のアイデアだそう)
• 靴を持ち歩くときはベビーカーの下かごに置かない。巾着やレジ袋に入れてベビーカーに下げたり、バッグにイン。

靴で足を守ろう。安全に履くために。

当たり前のことですが、靴の大事な役目は足を守ることです。デザインやファッションにこだわりたいパパママの気持ちもわかりますが、まずは安全性や機能性を満たしていることを重視した靴選びをしたいものですね。

子どもに紐靴を履かせるときには注意が必要

ママたちのヒヤッとした体験談と失敗談
• 紐靴はまめにチェックして!エスカレーターであわや大事故(年長児のママ)
海外のアウトレットで買った運動靴。デザインと安さで決めたけど、それは紐靴(日本では紐タイプの子ども靴は少ないですよね)。固く結んだつもりでもほどけてしまうことがあり、エスカレーターを降りるときに紐が挟まって転倒! 幸い、ママが紐を強く引っ張って抜き、かすり傷で済みましたが、あわや大事故になるところでした。

• はだしでベビーカーはケガのもと(2歳児のママ)
上の子の習い事の送迎で、下の子がぐずっていても連れ出さねばならないことがあります。はだしのままベビーカーに乗せたら、2歳の息子がのけぞって嫌がり、足置きから足を地面に伸ばしてしまいました。気づかずに、少しの間、ベビーカーを押し続けてしまい、息子の足指の甲を地面ですって血が出ていました。それ以来、どんなに急いでいても、ベビーカーに乗せるときは靴を履かせます。「危ないから、必ずここ(足置き)に足を載せていてね」と声をかけてから出発するようにしています。

• 合わない上履きで「魚の目」ができちゃった…(小3女子のママ)
幅広足さんの娘には、幼稚園からずっと靴メーカーの上履き(ちょっとお高めの約2,500円)を履かせていました。でも娘が「みんなと違う上履きでイヤ」というので、量販店でよくあるバレーシューズ型の上履きを買ってあげたところ、娘には細身すぎたみたい。2週間後には「魚の目」ができていました。やっぱり靴は大事だね!と親子で話しました。

ベビーシューズやキッズシューズって、カラフルで可愛いらしくて選ぶのも楽しいですよね。ちゃんとサイズ計測をしたことがないママがいたら、ぜひ一度、デパートや靴メーカーのお店で足幅なども図ってもらうと、これからの靴選びの目安ができますよ。足に合ったシューズを履いて親子でたくさんお出かけしてくださいね♪

(ライター S子)

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