子どもが一人増えると、毎日の暮らしや自分の気持ちがどう変わるのか、不安も楽しみも入り混じりますよね。
私自身、子どもたちを迎えるたびに「こんなふうに変わるんだ!」と驚きつつ、新しい発見をしてきました。
今回は、我が家が経験した1人育児、2人育児、3人育児の違いを簡単にお話ししようと思います。
1人目:新しい役割と濃密な時間
1人目が生まれたときは、すべてが初めてで、毎日が手探りでした。
授乳、おむつ替え、寝かしつけなど、何をとっても「これで合っているのかな?」と常に心配していた気がします。
でも、そんな中でも、赤ちゃんが初めて笑った瞬間やぐっすり寝ている顔を見たときの感動は今でも忘れられません。
親子3人の濃密な時間は、とても特別なものでした。
一方で、「自分の時間が全然ない!」と感じたことも多く最初はかなり戸惑いました。
夜泣きが続いて寝不足になると常にイライラしてしまい、人格が変わっていくようで自分のことが嫌いになりそうでした。
でも、少しずつ赤ちゃんと一緒の生活に慣れていくうちに、「私、ちゃんとお母さんになってるんだな」と自信が持てるようになりました。
2人目:姉弟の絆と親の試行錯誤
2人目が生まれたときは、1人目のときとはまた違う大変さがありました。
赤ちゃんのお世話をしながら、上の子のケアも必要で、正直、体力も気力もかなり使いました。
特に、上の子が赤ちゃん返りをしたり、手が離せない時に限って甘えてくると、優しく対応しきれない自分に悩む日々が続きました。
でも、上の子が下の子をあやしてくれたり、「ママ、赤ちゃん泣いてるよ」と教えてくれたりする姿を見ると、
「お姉ちゃんになったんだなぁ」と胸がいっぱいになりました。
兄弟姉妹ならではの絆が少しずつ育まれていくのを感じられて、とても嬉しかったです。
3人目:家族の活気と親の成長
3人目が加わったときは、「なんだか家族が大所帯になってきた」というのが率直な感想でした。
朝ごはんの準備からお風呂の時間まで、何をするにもとにかく大人の手が足りなくて、効率よく動く工夫が必要になりました。
でも、その分子どもたち同士で助け合ったり、3人で遊んだりする姿を見ると、にぎやかで幸せな気持ちになります。
もちろん、子どもたちはしょっちゅうケンカして騒がしいです。
でも、そうした中でお互いへの思いやりや、人間の心の機微を学んでいく様子を見るのは、親としてとても誇らしいです。
そして、私たち大人も柔軟性や忍耐力が磨かれ、「親として成長してるな」と夫と共に実感することが増えました。
最後に
1人育児、2人育児、3人育児、それぞれに違う楽しさと挑戦があります。
でも、どの瞬間も子どもたちの成長が感じられて、親としても新しい発見の連続です。
一人ひとりの子どもが家族に加わることで、毎日の暮らしがどんどん豊かになっていく。
そんな変化を楽しみながら、肩の力を抜いて子育てをしていけるといいですね。
過去の3人姉妹ママによる3人育児に関する記事はコチラ↓↓↓
とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。