実家と不仲…里帰り出産どうする?「里帰りなし」を選んだ我が家の体験談

妊娠がわかると、多くのママが一度は考える「里帰り出産」。
実家に戻って出産や産後の生活をサポートしてもらえるのは、とても心強い選択肢です。両親や家族の助けを受けながら、安心して赤ちゃんを迎えられる環境は大きな魅力ですよね。

けれども、さまざまな事情から里帰りができない人や、あえて里帰りをしない人もいます。「サポートなしで本当にやっていけるのかな?」と、出産や産後を思うと不安を抱える妊婦さんも多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、里帰りなしで育休パパと産後を乗り切った我が家の体験談を紹介しています。

里帰りをしなかった理由は…両親との関係性&実家の環境

一番の懸念点は、両親との関係性でした。
私の両親は、悪気なく思ったことを何でも言ってしまう性格。妊娠中にも、無痛分娩を選んだことを話すと「無痛分娩はリスクがあるからやめたほうがいい!」と何度も電話をかけてきて、グッタリしたことも……。里帰りをすると、弱っている時に母乳のことなどアレコレ言われてまいってしまいそうで不安でした。

また、アクセスの悪さ産婦人科の少なさなど、環境面で気になることもありました。
そこで、夫が3か月間の育休を取り、住み慣れた自宅で夫婦で出産を乗り切ろうと決めました。

▶︎関連記事【里帰り出産】実体験!義実家への里帰りでストレスなく過ごすために

里帰りなし!夫婦で産後を乗り切った我が家の体験談

臨月にはマイナートラブルに悩みましたが、家事は夫に頼って何とか乗り切りました。計画無痛分娩で出産し、3日間の入院を経て、夫婦2人と新生児の生活が始まります。

退院後一週間が一番大変

退院後の一週間が、夫婦だけでの育児で一番大変でした。2人とも、赤ちゃんと触れ合うのはほぼ初めて。だっこするのもおっかなびっくりで、沐浴ってこれでいいの?吐いちゃった、病気かも!とちょっとしたことで大騒ぎしていました。

育児の経験者がいれば簡単に解決することも、初心者2人にとっては大問題に思えて、夫婦ともに必死だったのを覚えています。

2か月目からはもう大丈夫だった

出産から一週間経つと、赤ちゃんの最低限の世話がわかって、少しだけ落ち着いて過ごせるように。新生児期が終わる頃には身体もほぼ回復し、「何とか夫婦でやっていけるかも」と思い始めました。

夫との育児分担については関連記事で体験談を書いているので、よかったらこちらもご覧ください。

▶︎関連記事【寝不足を防ぐ】パパ育休中の育児分担、うまくいった方法は“時間で交代”だった!

大変だったけど、後悔はしてない

夫婦で協力できたので、大変ではあっても「心がしんどい」と思うことは少なかったです。産後を二人で乗り切ってからは、何となく戦友のような感覚も芽生えました。

子どもがもうすぐ2歳になる今、振り返って思うのは、一番大変な時期だからこそ「出産をする自分が安心して過ごせる環境」を選ぶのが大切ということでした。我が家にとっては、里帰りしない選択肢は正解だったのだと思います。

産後、頼れる人がいない!そんな時は…


家庭の状況はさまざま。実家やパートナーを頼れず、産後一人で乗り切るしかない……という妊婦さんもいると思います。

そんな時は、出産前に通院先の産婦人科行政の相談窓口に相談しておくのがおすすめです。

「〇〇市 妊娠 相談」などと検索すると、行政の相談窓口が出てくることが多いです。電話して頼れる人がいないことを伝え、ヘルパーや産後ケア、助産師訪問などを利用できないか相談してみましょう。

まとめ|里帰りなしでも…安心して過ごせるのが大切

産前産後は、人生で一番大変だったと話す女性も多い時期。でも、初めて赤ちゃんと過ごせるとても幸せな瞬間でもあります。

頼れるサポートはフルで活用して、自分と赤ちゃんが安心して過ごせるのを一番大切にしましょう。
妊娠出産が、後から振り返った時に「大変だったけど、幸せだった」と思えるできごとになりますように。

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