100円で「夏休みの自由研究」
模造紙・実験の解説・材料を一気に解決!


夏休みも残りわずか。
宿題は全部終わっていますか?
“最終日に一夜漬けで終わらせる”なんてことがないよう、今できることから始めてみましょう。
自由研究に使える100円アイテムについてまとめています。

サイズ・色・厚さの違う模造紙も100円で解決!

自由研究の結果をまとめる模造紙。
サイズ指定のある学校や学年もありますが、模造紙の一般的なサイズは「四六判(788×1091mm)」です。

模造紙には、サイズのほかに紙の厚み・色・マス目の有無などの違いがあります。100円(税込110円)の模造紙のなかでも、自分の好みに合ったもの、書きやすいものを選んでみましょう。

白上質模造紙

●サイズ:約788×1091mm
●枚数:4枚
上質紙※でできた一般的なサイズの模造紙です。

※上質紙とは、白色度(色の白さを示す指標)が高く、紙の表面に光沢がないことから、文字を中心としたコピー用紙などに使われる用紙のことです。

マス目模造紙白

●サイズ:約788×1091mm
●枚数:2枚
マス目の入った一般的なサイズの模造紙です。

“白上質模造紙”より枚数は2枚少ないですが、マス目があることで文字やグラフを書き込みやすく、写真を貼る際もマス目にそって貼ることで真っすぐ貼ることができます。

模造紙厚口白

●サイズ:約545×788mm
●枚数:5枚
体の小さな子どもにとって、長時間、大きな模造紙に向かうのは大変なことです。
ハーフサイズの模造紙なら、半分にわけて書くことができ、万が一、破いたりシワになったり、失敗してやり直すことになっても、この模造紙なら修正は半分で済みます。

兄弟姉妹の分も購入するなら、上図の“模造紙厚口白”より紙の厚さは薄くなりますが、同じハーフサイズの「模造紙薄口白8枚入り」もチェックしてみましょう。

マス目模造紙カラー

●サイズ:約1091×788mm
●枚数:2枚
他の友達との違いを出したい場合や貼り付ける図や写真の色に合わせて雰囲気を替えたいなら、白以外の模造紙もチェックしてみましょう。

色は空色・桃・緑・クリームの4色があり、マス目が入っていることで、まっすぐな文字や線が書きやすいのも特徴です。

実験キットで材料から解説まで100円で解決!

自由研究の中でも「科学実験」となると、材料の準備や実験の考察など、“心理的にも価格的にもハードルが高い”と感じてしまうママも多いのではないでしょうか。
そんなときは100円ショップで、解説書材料がセットになった実験キットをチェックしてみましょう。

光るパウダーアートをつくろう!

高吸水性ポリマーを使用した人工雪を作ることができる材料と解説書がセットになった商品です。

箱の上部に記載されている“チャレンジscience”シリーズには、この商品ほかに、「冷却パックをつくろう!」、「テーパードミラーの万華鏡をつくろう!」、「カラフル香り玉をつくろう!」などがあります。

光るつかめる水をつくろう!

こちらも、解説書と材料がセットになった実験キットで、暗い所で光る水が作れます。

この“おうちで学ぼう!”シリーズには、「アメーバをつくろう!」、「光る結晶ツリーをつくろう!」などがあります。
※どちらのシリーズも基本的な材料は入っていますが、商品によって計りやコップ、ペットボトルなど一部の材料や道具が別途必要になるため、購入前にはパッケージの注意書きをよく確認してみましょう。

自由研究のアイディアが無料!材料は100円で解決!

100円ショップのセリアでは、自由研究のアイディアとも言える科学工作の材料や作り方、科学のしくみがわかりやく解説されたプリントが“お持ち帰り自由”として設置され、無料でもらうことができます。(一部店舗では置いていない場合もあります)

上図は、そのプリントの一例です。
今回は、この中から“ふしぎなアルミたまご”を、ママライターが親子で作ってみることにしました。

親子で科学工作にチャレンジ!

科学工作“ふしぎなアルミたまご”のために、100円ショップで購入したのは、星柄のアルミホイルとビー玉(下図参照)です。

下図は使用した全ての材料と道具です。

ほとんどの材料や道具が、家庭内にあるもの100円で購入できる物のため、材料費がかなり抑えられました。
アルミホイルは普段の料理で使う銀色のタイプも使用可能で、アルミホイルに油性ペンで絵を描くと可愛いたまごに仕上がります。

作り方は、店頭で配布されているプリントをもらうか、Seriaの公式ホームページに掲載されている特集ページを見てみましょう。

実際にママライターが作ってみたところ、約10分で作ることができました。

坂の上に置くと、ふしぎな動きでころがっていく様子が面白く、何個も作って遊びました。

作っているうちに、「使用するテープの長さによってたまごのころがり方に違いがある」と子どもが言い出し、テープの長さが異なるもの同士を一緒に転がして比べてみたり、ビー玉の代わりにスーパーボールを入れるなど、違いを楽しみながらノートにまとめていました。

残ったアルミホイルは、まるめたり、ちぎったり、折ってみたり、好きなものを作る工作遊びに使用しました。

アルミホイル工作なら、小さな子どもでも楽しめそうです。
参照:Seria なになぜ工作チャレンジ

まとめ

子どもたちの夏休みも、もうすぐ終わりに近づいています。
新型コロナウイルス感染症対策により外出や旅行が制限され、従来の夏休みのような楽しみがなくなってしまったという声も聞こえてきます。

しかし、いくら嘆いたところで時は待ってはくれません。
子どもたちの大切な夏休みの最後の思い出として、宿題とは関係なしに、親子で実験や工作を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ただし、はさみやカッターなどの刃物の取り扱いや小さな部品の誤飲など、事故やケガには十分気を付けましょう。

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