お正月に家族で囲むおせち。
せっかくなので、子どもにも食べさせたい!
でも、いつから食べてOK?何なら食べていいの?
そんな疑問にお答えします。
おせち、子どもにあげるときに気をつけるポイントは?
気をつけるべきポイントは、ズバリ塩分、糖分、味の濃さ、生ものかどうかです。
以上のポイントに気をつければ、工夫次第では、離乳食期からおせちを食べさせることもできます。
基本的に、市販のものはどれも味が濃いので、あげるとしたらごく少量にとどめるか、熱湯にくぐらせて塩や砂糖を抜きましょう。
食べられるものはこれ!
伊達巻き
卵と魚のすり身でできている伊達巻き。
アレルギーの心配がなければ、離乳食後期の9か月くらいから食べることができます。
黒豆
甘く味付けしてある黒豆は、完了食になる1歳過ぎから食べられます。
誤嚥防止のため、必ず小さく刻んで食べさせましょう。
煮物、お雑煮
大人用に味付けする前に取り分け、具材を小さくカットすれば、離乳食後期くらいから食べられます。
小さくカットしたものを小鍋でさらに柔らかく煮て潰せば、離乳食中期から食べられます。
ごぼうや蓮根などの硬い具材は避けて、大根、にんじんや芋類など食べやすい具材を選びましょう。
ぎんなん
子どもが小さいうちは控えましょう。
ぎんなん中毒というものがあり、嘔吐や下痢を起こす危険性があります。
日本中毒情報センターは「5歳以下の子どもには食べさせない」としています。
参照:公益財団法人日本中毒センター「ギンナンの食べ過ぎに注意しましょう」
いくらや数の子などの魚卵
アレルギーが出やすいので、初めて食べさせるときには注意が必要です。
ママライターの中では3歳くらいから生ものを食べ始めるお子さんが多いようでした。
かまぼこ
薄く切れば、9〜11か月頃から食べられます。
塩分が多いので、熱湯で塩抜きしてあげましょう。
参照:石巻市「赤ちゃんにはいつからOK?」
栗きんとん
市販の栗きんとんには、はちみつが含まれていることがあるので、1歳を過ぎてからあげるようにしましょう。
また、お砂糖のみで作った栗きんとんでも、甘味が強いので少量にしましょう。
年末年始ならではの注意点も
初めて食べるものは、アレルギー反応が出るリスクがあります。
年末年始は多くの病院が休診しているので、初めての食材へのチャレンジは、控えましょう。
参照:一般社団法人母子栄養協会「おせちの数の子やいくらは 赤ちゃんはいつから食べられる?」
流山おおたかの森在住、一児の母。
ダンス大好き!楽しいこと大好き!
家庭科の教員免許を持ち、前職は食品メーカーに勤めていた経験から、食育に興味があります♪