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クリスマスツリーの由来って?親子で飾りながら話せる豆知識


もうすぐ12月、クリスマスが近づいてきました。街のイルミネーションが灯り始めると、「そろそろツリーを出そうかな?」とワクワクする時期ですよね。

おうちに飾るだけで一気に雰囲気が出るクリスマスツリーですが、その由来を意外と知らない……というママパパも多いはず。私自身もツリーの準備をしながら「なんでもみの木を飾るんだろう?」と疑問に思い、調べてみました。

今回は、子どもと一緒に「なんでツリーを飾るの?」とお話しできるよう、クリスマスツリーの由来やオーナメントに込められた意味をわかりやすくご紹介します。

クリスマスツリーの由来って?


クリスマスツリーの起源は、はるか昔の北ヨーロッパ(ドイツや北欧周辺)で行われていた「冬至を祝う習慣」までさかのぼります。冬の寒さが厳しい地域で、一年中緑を保つ常緑樹は「生命力の象徴」とされ、「また春が巡ってきますように」という願いを込めて人々は家に飾っていました。

特にもみの木が選ばれたのは、冬でもきれいな緑を保ち、まっすぐ上へ伸びる姿が「天に向かう木」として大切にされてきたからです。

その後、この風習がキリスト教のクリスマス文化と結びつき、現在のクリスマスツリーの形に近づいていきました。特にドイツでは、16世紀ごろからモミの木にリンゴやナッツを飾る風習が広まりました。リンゴは「知恵の象徴」、ナッツは「豊かさの象徴」とされ、家族の幸せを願う意味が込められていたそうです。

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クリスマスツリーの飾りにも意味がある?

今ではさまざまなオーナメントがありますが、よくある飾りにはそれぞれに由来や意味があります。

  • 星(ツリーのてっぺんのトップスター):キリスト生誕を知らせた「光の象徴」
  • ベル:幸せを呼ぶ、魔よけ
  • ボール(丸い飾り):家族の繁栄や実り
  • キャンドル・ライト:暗闇を照らす希望の光

こうした意味を知ってから飾ると、ツリーの時間がちょっと特別になりますよね。

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日本で広まったのはいつ?

日本でクリスマスツリーが広まったのは明治時代。横浜や神戸の外国人居留地で飾られ始めたのがきっかけと言われています。その後、百貨店のショーウィンドウやホテルのロビーなどで大きなツリーが飾られるようになり、家庭でも親しまれる存在に。

今では子どもたちにとって、「クリスマス=ツリー!」というほど定番の風景になりました。

親子で楽しむクリスマスツリーの飾りつけ


ツリーを飾る日は、親子で一緒に季節を感じられる特別な時間。オーナメントを渡してもらうだけでも、小さな子どもにとっては立派なお手伝いになります。

「この星にはこんな意味があるんだよ」
「昔はリンゴを飾っていたんだって」

そんな会話をしながら飾りつけをすれば、クリスマスまでのワクワクがぐんと深まります。

まとめ

クリスマスツリーには、冬を乗り越える願いや家族の幸せを込めるという、昔からの温かい由来があります。意味を知ると、毎年の飾りつけがちょっと特別に感じられますよね。

今年のクリスマスは、ぜひ親子でツリーの由来も楽しみながら、楽しい準備の時間を過ごしてみてくださいね。

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