育児ばかりで息が詰まる…そんな時には“子どもとしたい100のこと”を書き出してみよう


変化のない日々、ひたすら育児……そんな毎日が続くと「なんだか気持ちが落ち込むな」と感じることはありませんか。
疲れたときは、家事や育児の「やらなきゃいけないこと」から少し離れて、自分や家族が「やってみたいこと」に目を向けるだけでも気分が変わります。

そんなとき、「子どもとしたい100のこと」として、子どもに体験させてあげたいことや家族で挑戦してみたいことを書き出してみるのもおすすめです。
ノートやスマホに並べていくうちに、いつの間にか忘れていた楽しみや好奇心を思い出せるかもしれません。

「子どもとしたい100のこと」を書き出す効能


100個という数は、最初こそ多く感じますが、この“多さ”が意外と良い働きをしてくれます。

  • 子どもの未来を自然に想像できる。
    乳幼児期の育児は目の前のことで精いっぱい。でも100個埋めようとすると、「小学生になったらこういうことできるかな?」など、先の姿を考えるきっかけになります。未来を想像すると、不思議と気持ちが前向きになります。
  • 自分の興味や好きなことが見えてくる。
    忙しさに押されて後回しにしていたもの、なんとなく忘れていた好きなこと……書き出すうちに「あ、これやってみたかったんだ」と思い出す瞬間があります。
  • 育児で大切にしたいことに気づける。
    外遊びが多いのか、文化や旅が多いのか、料理や食が多いのか──どんな項目が並んだかで、普段どんな価値観を大切にしているかが自然と浮かび上がります。

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実際に「100のこと」を書いてみた




私も実際に書き出してみました。最初の20個くらいはすぐに思いつきましたが、その先が難しい……。でも、日常・旅行・食・自然・季節行事など、ジャンルに分けて考えると一つひとつ浮かびやすくなりました。

書いたリストを改めて見ると、「食」「自然」に関するものが多く、自分が子どもの育ちで大切にしたいことがはっきりしてきました。 また、小学生くらいでちょうどよさそうな項目が多かったので、「幼児期に子どもとしたいこと」というテーマで改めて作り直してみるのも良さそうです。

そして気づいたのは、子どもと一緒にやる前提ではない、ただ純粋に自分がやってみたいことも多かったこと。 子どもが巣立ったあと、夫や友人と、または一人でゆっくり叶えていくのもいいなと思えました。こうした気づきがあるだけで、毎日に少し余白が生まれる気がします。

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まとめ


「子どもとしたい100のこと」は、特別な準備なしに今日から書き始められます。
家族で一緒に書いても、ママやパパが一人で書いてもOK。思いつくままに書き出すだけで、日々の育児の視野が少し広がり、新しい楽しみ方が見えてきます。
リストの中から、できそうなものをひとつ実行してみたり、「こんなのどう?」と子どもと話してみるのも楽しい時間になりますよ。

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