「もっと協力してほしいのに、話すたびケンカになる…」
「ちゃんと伝えているのに、結局何も変わらない」
そんなふうに、パパとの家事・育児の分担でモヤモヤしたこと、ありませんか?
一緒に子どもを育てているはずなのに、なぜか負担の大半がママ側に寄ってしまう。
頑張って話し合おうとしても、伝え方ひとつですれ違って、気づけば「じゃあもういい」と、ママのほうが我慢してしまうことも…。
そこで今回は、わたし自身もいろいろ試してうまくいった、「パパとケンカにならずに分担を決めていくためのコツ」を3つご紹介します。
目次
1. 「Iメッセージ」で、自分の気持ちを伝える

つい言いたくなる「なんでやってくれないの?」という言葉。これは相手を責める印象になりやすく、パパもつい防御的になってしまいます。
そこで意識したいのが、「I(アイ)メッセージ」。
「〜してくれたら、私はとても助かるよ」「私がこれをやっている間に、〜してくれたらうれしいな」といったように、“自分”を主語にして気持ちを伝える方法です。
たとえば、「子どもが寝たあとに食器を洗ってくれたら(私が)助かるな」など。
要望やお願いを、感情的にならずシンプルに伝える練習だと思って、一度だけでもやってみると、意外と空気が変わるかもしれません。
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2. 「家事の見える化」で、選べるようにする

「何を手伝えばいい?」と聞かれても、ゼロから説明するのは意外と大変。
そんな時は、タスクを「見える化」しておくのがおすすめです。
たとえば「子どもの歯磨きと、お風呂掃除をお願い」というように、やってほしいことを具体的に書き出しておくと、伝えやすさがぐんと上がります。
トイレットペーパーの補充やゴミ袋の取り替えなど、“名もなき家事”も含めて一覧にしておくと、パパ自身が「自分ができそうなこと」を選びやすくなります。
「手伝う」ではなく「一緒に担う」感覚をもってもらうためにも、タスクの見える化はとても有効です。
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3. 完璧を求めず、「やってくれた」ことに目を向ける
「やり方違う!ちゃんとやってよ」とイライラすること、ありますよね。
でも、たたみ方が雑だったり、食器の並びが違っていても、まずは「やってくれたこと」に目を向けてみるだけで、空気がぐっとやわらかくなることがあります。
私自身、子どもが新生児の頃、余裕がなくてミルクの入れ方などちょっとしたことで夫に小言を言ってしまっていました。けれど、夫から「自分もいっぱいいっぱいなんだ」と言われて反省。
小さい違いには目をつぶり、「ありがとう」を意識して伝えるようになると家庭の雰囲気が良くなり、自分もとても楽になりました。
まとめ:協力体制は、少しずつ育てていくもの
3つのコツを少しずつ取り入れることで、話し合いがケンカにならず、家事育児の負担を調整しやすくなるかも。
とはいえ、すぐに理想通りになるわけではないからこそ、「今日はIメッセージで一言だけ伝えてみよう」など、小さなものから変えてみるのもありですね。
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