妊娠中のお茶・コーヒーはどれくらい飲んでいい?カフェインの過剰摂取の影響とは


妊娠中や授乳中に気になる「カフェイン」
カフェインの効果や過剰摂取による人体への影響、妊娠中の摂取量について、カフェインが含まれるお茶の種類についてまとめました。

カフェインの効果とは?

カフェインは適量摂取することで眠気を覚ます効果があると考えられており、コーヒーは適切な摂取によって、がんを抑えるなどの死亡リスク減少効果があるという科学的データもあります。

カフェインの過剰摂取による影響

上記のように、カフェインは適量であることに気をつけ、摂りすぎないことが重要です。
カフェインを過剰摂取すると、個人差はあるものの、以下のような健康被害をもたらすことがあると考えられています。
◎めまい
◎興奮
◎不安
◎震え
◎下痢
◎吐き気
◎不眠症
◎心拍数の増加など

参照:農林水産省 カフェインの過剰摂取について

カフェインは1日どれくらい摂っていい?

結論から言うと、個人差が大きいことなどを理由に日本でも国際的にも、カフェインの「許容一日摂取量※」は定められていません

※許容一日摂取量とは?

許容一日摂取量(ADI:Acceptable Daily Intake)
許容一日摂取量(ADI)とは、ある物質について、人が生涯その物質を毎日摂取し続けたとしても、健康への悪影響がないと推定される1日当たりの摂取量のことです。

通常、1日当たり体重1kg当たりの物質量(mg/kg 体重/日)で表されます。ADIは、食品添加物や農薬等、食品の生産過程で意図的に使用されるものの安全性指標として用いられます。

参照:厚生労働省 食品関係用語集

しかし、国際機関や海外では注意が呼びかけられています。
その中でも、下記では妊婦に対する具体的なコーヒーやカフェインの量を提示した注意喚起をまとめました。

世界保健機関(WHO)による注意喚起

◎妊婦はコーヒーを1日3~4杯まで(2001年時点)

英国食品基準庁(FSA)

◎妊婦は1日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限
◎高濃度のカフェインが自然流産を引き起こす可能性があることを示す証拠がある(2008年時点)

カナダ保健省(HC)

◎妊婦・授乳中・妊娠予定のある女性の1日当たりのカフェイン摂取量は最大300 mg(マグカップで約2杯) まで
参照:厚生労働省

カフェインを含む・含まないお茶

カフェインは、茶葉、コーヒー豆、カカオ豆、ガラナなどに含まれています。
カフェインを含むお茶の多くは原料に、この茶葉やコーヒー豆を使用しているのに対し、カフェインを含まないお茶、例えばむぎ茶は大麦を使用するなど原料に違いがあるのも特徴の1つです。
製造技術の向上によりノンカフェインのお茶カフェインレスコーヒーが販売されている一方、コーヒーや茶葉から抽出したカフェイン(抽出物)がコーラなどの清涼飲料水に食品添加物(苦味料など)として含まれていることもあります。

下記は、一般的な製造方法・原料から見て、カフェインを含むお茶と含まないお茶に分類していますが、カフェインの有無については各商品の購入前に、商品の栄養成分表示を確認してみてください。

カフェインを含むお茶

緑茶
抹茶
ほうじ茶
玄米茶
ウーロン茶
紅茶
コーヒーなど

カフェインを含まないお茶

むぎ茶
黒豆茶
ごぼう茶
たんぽぽ茶
コーン茶
甜茶(てんちゃ)
花茶(はなちゃ)※

※花茶とは?

花茶とは中国茶の1種で、ジャスミンや菊などの様々な花を使用したお茶です。

カフェインを含む茶葉を使った花茶もありますが、茶葉を使用せず乾燥させた花そのものを浮かべて飲むかわいらしい見た目の花茶もあります。

まとめ

カフェインの摂りすぎは、妊娠中に限らず気をつけたいですね。
近年は大量のカフェインを含むエナジードリンクなどが販売されていることから、飲み物を購入する際には、カフェインの有無や量を商品のパッケージや栄養成分表示で確認してみてくださいね。

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