最後にパパと2人っきりでデートしたのはいつですか?
パッと思い出せない方も思い出せる方も、ぜひ最後までお付き合いください。
約10年ぶり、2人きりのリハビリデートは5時間の時間制限付き
末っ子が幼稚園入園し、一人の時間を定期的に作れるように。
そんな中、夫と2人で外出する時間も持てるかもしれないと思うようになり、
すぐに夫に話して有給申請をお願いしました。
よくよく計算してみると、2人きりで出かけるのは約10年ぶり。
いつも一緒にいるのに、結構緊張して前夜はなかなか眠れませんでした。笑
子どもたちを送り出してちょっとした家事を2人でテキパキとこなして
出発できるのは9時過ぎ。
子どもたちのお迎えを考えると14時には帰宅していたかったので、
移動も入れて5時間というかなりタイトなスケジュールでした。
大人だけのお出かけは超スピーディー
子どもと常に行動してきた10年だったので、忘れていました。
大人だけだとサクサク物事が進むことを。
暑い寒いと誰もぐずらないし、荷物も小さなポシェット一つあれば十分収まります。
早歩きしても「早い~待って~」と減速を要求されないし、
昼食も注文からお店を出るまで30分もあれば十分楽しめました。
5時間しかない、移動して昼食食べたらもう帰路につかないと間に合わない
と思っていましたが、想定していたデートコースよりももっと多くのことができました。
照れくさかったけど、思い切ってやってよかった!!
いつも見せている母親の顔ではなく、恋人の顔を夫に見せることにちょっと緊張しました。
でも、恥ずかしいのは最初だけ。
手をつないで電車に乗ってしまえばあっという間にデートモードに切り替わりました。
自分に自信を持てた
子どもと一緒にいると、自分のやっていることは中断されがち。
最初から最後まで完遂できず、なかなか達成感が得られないので
まるで自分がポンコツになってしまったように感じて戸惑うこともありました。
それが、身だしなみを整えて、自分のことだけを考えればよい状況であれば
結構自分もイケてるじゃんと思えるようになりました。
子どもと一緒に過ごせる時間の貴重さに気づけた
2人きりになって(戻って)気づいたのは、
子どもと一緒に過ごしている今の日常は、いつまでも続かないということです。
今はなんやかんやと声をかけてきたり、世話を焼けと要求してきますが、
成長していけば、手を出すな口を出すなと私たちのもとを離れて巣立つ時が必ず来ます。
その時に後悔しないように、子どもとの時間を精一杯堪能したいと心から思えるようになりました。
そして、夫と2人になった時に今過ごしているこの時間を振り返り、私たちよく頑張ったねと言えるように。
夫を今よりもっと大事にしたいと思えた
一番大きな収穫だったのは、夫からの愛情たっぷりの目線です。
この人はこんなにも愛おしそうに自分を見つめてくれていたんだと気づくことができました。
普段はどうしても子どもからの要求や時間に追われて、
ゆっくりと夫の目を見て話を聞くことをさぼっていたなと反省。
せっかく相思相愛でいられるのだから、それに甘えすぎてはいけないと思いなおしました。
さらに、この半日デートをきっかけに照れくささも薄れて、
お互いが積極的に2人時間を作ろうとするようになった気がします。
外出までしなくとも、子どもたちより早く食事を終えたらビール片手に2人でベランダへ。
最近考えていることや気になっていること、子どもが巣立った将来にやってみたいことなど、
お互いが何を思っているか知ろうとするこの時間こそが、とてもかけがえのないものになっています。
とにかくポジティブな夫と、8歳(娘)、6歳(息子①)、4歳(息子②)の3人の子宝と5人暮らし。
「死に際の後悔を最小限にする生き方」を日々模索しています。
正解のない子育てにおいては特に「本当にアレでよかったのか?」と自問自答する毎日ですが、家族の笑顔が第一目標です。
第一子を出産後、親戚も友達もいない地での最初の子育ては非常に孤独なものでした。
自分の周りに“母親”はたくさんいるし、いたはずなのに、この孤独について教わる機会がなかったのです。
私の記事を読んでくださったママだけでも、読んでくださっているこの瞬間だけでも、この孤独から解放されますように。