トイレトレーニングはいつから?
我が家の下の娘は、先月2歳になりました。
保育園では1歳児クラスに通っていますが、オムツ外れに向けて声かけが始まっています。上の息子のときは2歳まで授乳していたので「まだ赤ちゃんだと思っていたのにもうトイトレかぁ」と驚いた記憶があります。
下の娘は、あっという間に卒乳し、今ではなんでも「自分で!」とやりたがる子ですが、トイレの事となると、なかなか積極的になってくれません。なんとなく声かけはしているものの、無理強いするとお互い疲れるので、ゆっくりと様子を見ていました。しかし、回りのお友達が少しずつできるようになっていたり、育児情報誌などで『今やるべきトイトレ!』などの文字を見るとやはり気になる。まずは母子健康手帳を確認してみました。
トイトレは薄着の時期がはじめどき?
母子健康手帳を読むと、1~2歳ごろの項目のところに、少しずつおむつをはずす練習を始めましょうと書いてありました。トレーニングを始める目安となる子どもの発達状況は
「ひとりで歩行」
「簡単な言葉を理解し、話せる」
「排泄の間隔が1、2時間ほど空く」
の3つをすべてクリアしていることが条件で、スタート時期は早すぎても遅すぎてもダメとのこと。
周囲のママ友たちに聞いてみると、個人差はありますが、言葉の理解も進んでくるので、だいたい2歳ごろから始めるご家庭が多いようです。
気温の高い薄着の時期は、衣類の着脱が簡単でトイレに誘いやすく、寒がることもないのでトレーニングしやすい時期ではあるようですが、まずは子どものからだの準備ができているかどうかを見極めることが大切のようです。
我が家の娘は、3条件クリアしていて季節もちょうど良いので、この夏からゆる~く始めてみる事にしました。
とりあえず準備!トイトレに必要な物は?
まずはトイレに興味を持ってもらうために、我が家では絵本でアプローチを行なっています。子どもたちが大好きなノンタンシリーズの中におしっこのお話があるので、繰り返し読んで聞かせています。
我が家のトイトレグッズ
キャラクターものと迷いましたが、結局シンプルなものを選びました。かさばらずにスッキリ置けて、お掃除もらくらく!軽いので子どもでも簡単に設置できます。
出し入れする手間を考えて据え置きタイプのもの。大人が使うときも邪魔になりません。まだ一人では上れませんが、さいきん少し足が届くようになりました。
トレーニングパンツは使わずに、布パンツで挑みます。少量のおしっこなら吸収してくれるトレパンは頼もしいアイテムですが、性能が良くオムツと変わらないという意見も。保育施設によってはトレーニングパンツ禁止のところもあるようなので、購入前にご確認を。
リラックスできるように、かわいい動物たちの絵が書いてあるポスターを壁にペタリ。緊張すると筋肉が固まってうまく出せないこともあるので、気分良く楽しく使える環境作りが必要なようです。
おまるは、住居環境や処理が面倒なので、我が家では使いませんが、お部屋からトイレが離れているご家庭などは、導入に使っても良いかもしれません。
そのときは、場所を決めて必ずそこでするというようにすると、後々スムーズにトイレに行けるようです。
失敗はなるべく避けたい派の予防法
生活の節目で声かけ
「朝起きたらトイレ」「ごはんを食べたらトイレ」など、生活の節目で声かけをするとだいたい予防できます。
息子の場合ですが、ほっておくとギリギリまで我慢して、慌ててトイレに駆け込んだりするので、5歳になってもまだまだ気が抜けません。ですが、このくらいの年齢になると声のかけすぎは禁物。上の子の場合は、小学校に上がるまでに自分でトイレに行く習慣を身につけることが我が家の目標です。
出かける前は必ずトイレ
外出前はバタバタしてトイレのことを忘れがちですが、外出先では楽しくて子どもはトイレに行きたいと言いません。出かける前に行っておくと、しばらくはトイレの事を忘れて遊べます。うっかりすると小学校低学年の子でも漏らしてしまうことがあるのでご注意ください!
夜寝る前の水分補給は、コップ半分
我が家では、就寝する2時間くらい前までに食事を済ませ、夜寝る前はコップ半分くらいのお水を飲むようにしています。汗をかくので水分補給もさせたいけどおねしょも心配。
とはいえ、夜のオムツが外れるのは、2歳でしたらまだまだ先のこと。日中のおしっことはメカニズムが違うそうで、夜中におしっこで起こすのも逆効果。ホルモンバランスが崩れるので無理に起こさないほうが良いそうです。心配でしたら、防水シーツを活用するか、夜だけオムツにすると良いと思います。
外出時にとれっぴー
布パンツにセットするだけで、1.5回分のおしっこを吸収してくれる、ピジョンの『オムツとれっぴー』は、バタバタしている外出時にとても便利なアイテムです。濡れた感覚が分かるので、トイトレ中のペースを崩すことなく、ママも気にしてソワソワせずにお出かけを楽しめます。ただ普段使いすると、濡れた感覚に慣れてしまうというケースも。”外出時に便利なもの”と思っておくのが良さそうです。
それでもいつかできるようになる!みんなの成功&失敗談
《成功》ごほうびシール作戦
シール集めが楽しかったようでスムーズに進み、3歳の誕生日前に外れました。
《成功》成功体験の積み重ね
トイレに行くことを決意したら誉める!行って出なくても、座れたことを誉める!
とにかく誉めまくって調子に乗せていたら、あっという間に外れました。タイミングよく出すことができた時にはものすごく褒めました。
《失敗→成功》早生まれの子
早生まれの娘はちょっと早めの1歳半からスタート。絵本を読んだり、タイミングをみて誘ったりして順調でしたが、2歳になる前の冬に風邪を引きまくり一時中断。
4月に2歳児クラスから保育園に入園しましたが、6月頃に先生から「パンツ履いてみます?」と言われたのをきっかけに再開。
保育園では1時間おきにトイレに誘ってくれたので、あっという間におしっこはできるように。ウンチは数回保育園で失敗しましたが、本人も嫌だったようで数日後には必ず自宅でするようになり、2ヶ月経たずにオムツが外れました。周りのお友達の月齢が高く、集団生活の中での影響も大きかったようで保育園には感謝です。
《失敗→成功》いったんやめてみる
2歳半頃から始めて3歳までに取れればいいなという気持ちで進めていましたがなかなか進まず、本人にやる気がないので効果がなく、幼稚園入園に向けて焦りもありイライラしてしまい、10月の3歳の誕生日にいったんやめました。3月になり少し暖かくなってきた頃「幼稚園はパンツで行かないといけないんだよ」と伝えてみるとやる気を出してくれて、おしっこは入園前にできるようになりました。ウンチだけトイレでしたがらず、1ヶ月はオムツで幼稚園に通っていましたが、周りの子がみんなパンツだったので自分から「パンツがいい!」と言ってくれました。
《失敗》トイレに誘うのを忘れてしまって・・
次男が生まれたばかりの頃。いつものタイミングでトイレに誘うのを忘れ、2歳の長男を放っておいたらいつのまにか布パンツにウンチを漏らし、それを触り、手に付いたので壁にこすり・・・次男とウトウトしていた私が臭くて目覚めた時には、ウンチで壁に絵を書いて遊んでいました(汗)
《失敗》便利なはずのとれっぴーで・・
外出時にとれっぴーをつけて出かけ、2時間ほど遊んだあと、まだ濡れていなかったのでそのまま車に乗せて帰宅しました。チャイルドシートに乗せたときに、とれっぴーがよれてしまったようで服もチャイルドシートもびしょびしょ。それからは、チャイルドシートに乗せる時はよれてないか確認するようにしています。
子どもの身体や性格は十人十色。
シール集めが好きな子もいれば
興味ない子もいる。
褒められて嬉しい子もいれば
逆に怪しがる子もいる。
便秘ぎみの子は、感覚が一定でウンチのタイミングがつかみ易かった。
逆に下痢気味で漏らしてばかり。
男の子はおしっこを貯められ易いとか、
女の子の方がおねしょが多いなどという話も聞きました。
実際にどうだかは分かりませんが、こうして色々と話を聞いてみると、本当にそれぞれのトイトレがあり、それぞれのペースややり方があるということを感じました。
我が家のトイトレはというと、
開始から1ヶ月が経ちましたが、2回ほどトイレでウンチができたので自信が持てたのか、少しずつ事前に「出るよ〜」と言えるようになりました。
おしっこの方はトイレでする気はないようで、まだまだオムツ卒業まで時間がかかりそうですが、とりあえず一歩前進です!
ゆる〜い我が家のトイトレですが、
上の子の時を振り返ってみると、3歳になる前日に初めてトイレでウンチをすることができ、3歳半になる前にオムツを完全に卒業しました。
早生まれのお子さんがいらっしゃる方は、保育園や幼稚園入園に向けて焦ってしまうかもしれませんが、先生方はひとりひとりのペースに合わせてくれますので、焦らずマイペースにやってみて下さい。
母子健康手帳の副読本にあった『できたらほめる、失敗しても叱らないようにしているといつのまにかできるようになるものです。親は手を貸してあげる、という気持ちで行いましょう。』という言葉を思い出しながら、我が家もゆるりとがんばります。
都内在住。変わり者の息子とおしゃべりな娘、マイペースなパパと4人暮らしです。私自身も昔から「マイペース」「自己中」「B型っぽい」などと言われてきた根っからのB型気質です。
本当にB型です。息子も娘もB型で、パパだけO型です。血液型占いが大好きです。
学生の頃からTX開通を心待ちにしていました。地元がどんどん進化していてとても嬉しいです。
お子様やパパママ自身の充実した生活を応援できるよう楽しく役立つ情報を発信していけたらと思っています。