ランドセル、いつまでに買う?購入時期の傾向と平均予算、メーカーをチェック!

我が家の長男は、4月から年長組になりました。
お友だちが増えたり先生が代わったり、4月のはじめはソワソワと落ち着かない様子でしたが、環境の変化にもだいぶ慣れて、いつものように元気に登園するようになってきました。そんな年長さんになったばかりの年度初めですが、来年度の小学校入学に向けてラン活はすでに始まっています!早く買わないと欲しいデザインが買えなくなるなんて耳にしたり、今年は、増税の影響で購入のピークが早まるとのウワサも…

こんなにある!ランドセルメーカー

ランドセル業界は大きく分けて4つ。

・メーカー系(セイバンなど)
・工房系(土屋鞄、大峽製鞄など)
・量販店系(イオン、ニトリなど)
・ブランド系(あんふぁん×コクヨなど)

そして、ランドセルを扱う企業はちょっと検索しただけでもこんなにありました。

○大峽製鞄(東京都)北千住の老舗革製品メーカー
○神田屋鞄(東京都)ランドセルを作り続けて68年
○土屋鞄(東京都)5月まで注文受付
○中村鞄(東京都)1960年創業の老舗メーカー
○協和(東京都)「ふわりぃ」軽くて丈夫
○キッズアミ(東京都)豊富なカラー
○イオン(千葉県)「かるすぽ」 超大容量 58,320円~70,956円
○羅羅屋(埼玉県)「ララちゃんランドセル」5万円以下のランドセルもあり
○澤田カバン(神奈川県)3万円台のランドセルあり
○モギカバン(群馬県)内側は摩擦に強いアメ豚
○ハシモトBaggage(富山県)大人気の「フィットちゃん」安ピカッ搭載
○池田屋ランドセル(静岡県)高級感×防水力×軽さ×無料保障
○萬勇鞄(愛知県)美しく機能的なデザイン
○村瀬鞄(愛知県)62年の伝統
○ランドセル工房生田(大阪府)「生田Pentas」シックなカラーでおしゃれ
○ニノニナ(大阪府)装飾もあり色もかわいい
○Lirico(大阪府)お姫様、ロマンティック、アンティーク
○セイバン(兵庫県)「天使のはね」ブランドとコラボ多数
○HAKURA(兵庫県)豊岡鞄初の認定ランドセル、兵庫県は鞄生産No.1
○カザマランドセル(奈良県)職人こだわり軽くて丈夫、5万円代あり
○鞄工房山本(奈良県)特徴的なデザイン

載せきれないほど沢山ありますが、この他にも百貨店モデルなどの店舗限定ランドセルや、こどもビームス×大峽製鞄のようなタイアップランドセルなどもあります。ママ友の一人は、子供服ブランドのfefe(フェフェ)が大好きで、ランドセルもフェフェにすると言っていました。

何からはじめる?ランドセル選び

1.予算を決める
2.気になるメーカーをピックアップ
3.修理対応などアフターサポートはどうか
4.素材や重量のチェック
5.A4フラットファイルが入るかどうか
6.小学生が背負うランドセルをチェック(主に見た目)

【1.予算を決める】
ランドセル工業会によると平均予算は大体51,300円とのこと。今年は10月に増税がありますが、いま注文しても受取りや支払いが増税後だと10%の税金がかかってしまいます。増税前の購入でお得感に浸りたい場合は、支払い方法も確認した方が良さそうです。

【2.気になるメーカーをピックアップ】
どれも良さそうで迷ってしまったので、保育園の先輩ママたちに聞いてみました。地域性などでるかなと思いきやその答えは本当に十人十色。いまどきは周りを気にせず気に入ったものを選ぶのだなぁと思いました。ピックアップできたらカタログ請求をしてラインナップをチェック♪

【3.修理対応などアフターサポートはどうか】
ほとんどのメーカーは修理対応を行っている印象ですが、有償対応になることもあるようです。土屋鞄や、池田屋ランドセルは『6年間無料保障』で友だちとふざけ合って壊してしまっても無料修理で対応してくれるそうです。親の想いとは裏腹に、子どもは高いランドセルを雑に扱う時もあります。そんな時に無料修理は、とても嬉しいですね。

【4.素材・重量チェック】
ランドセルの素材は「クラリーノ」と呼ばれる軽くて汚れにくい丈夫な人工皮革(じんこうひかく)や「牛革」「コードバン(馬のお尻の皮)」といった風合いや高級感のある天然皮革(てんねんひかく)などがあります。家から学校まで距離があるご家庭は、見た目は美しいけれど、重量のあるコードバンよりも、軽く背負えるクラリーノを選択肢に入れたほうが良いかもしれません。2020年には学習指導要領が改訂され、ランドセルに入れる荷物が増えるとの予想もあるので、重量チェックは、通学路が長いお子さんにとって最重要ポイントになりそうです。

【5.A4フラットファイルが入るかどうか】
今では、沢山のメーカーがA4フラットファイル対応ランドセルを作っているようですが、ランドセルが大きすぎると、ロッカーがぎゅうぎゅうになってしまう学校もあるそうで、注意が必要のようですが、小学校のロッカーの大きさまでなかなか調べられないですよね。そこで最後のチェックポイントです。

【6.小学生が背負うランドセルをチェック】
色はどうか、柄は入っているか、大きさはどうか、などなど通う予定の小学校の子どもたちを見るのが一番参考になります。
我が家の暮らす地域での色の印象は、男の子は黒・青が多く、女の子は、赤、ピンク、うす紫、水色、エメラルドグリーンなど、そして装飾もさまざま。可愛すぎると高学年になると持ちたくなくなるんじゃないかとも考えてしまいますが、今はランドセルカバーも色々あるので、あまり気にしなくても良いような気がしました。

ランドセルの展示会


やっぱり実際に見てみないと分からないので、土屋鞄の展示会へ行ってきました。イベントもやっている時期だったので合わせて楽しんできました。

すぐ予約いっぱいになる大人気ワークショップ

子どもたちが夢中になる仕掛けがいっぱい!


“かけらのおみせ”では…

好きなパーツを3つ選んで…


選んだパーツで万華鏡作り

最後は万華鏡の中を疑似体験

万華鏡の中と一緒に記念撮影をしてくれて、すぐに登録したメールアドレスに送ってくれました。子どもたちは、初めて作った万華鏡を何回ものぞき込んで嬉しそうでした。

今年の新作は、コードバンの”カフェブラウン”牛革の”アッシュブルー” そして毎年柄が変わる「アトリエシリーズ」が新しくなりました。

アトリエシリーズ”ブルーベリー”
女の子に似合う紺色がコンセプト


土屋鞄ホームページ

親子で好みが分かれたら…

レンジャーの中で「レッド」が好きな息子が「赤もいいね」と言い出しびっくり。私が「そう?青の方がカッコいいよ」と言うと、あっさり青に気持ちが向いた単純な息子でしたが、私が子どもの頃は、女の子は赤、男の子は黒が当たり前だったので、息子に「赤がいい」と言われちょっと焦りました。

今どきは、ランドセルの色で同級生にからかわれることは、ほとんど無いそうなので、どんな色を選んでも本人が気に入って学校へ通ってくれれば…とは思いつつ「無難な色を選んで欲しい」というのが私のホンネ。女の子のママ友は「落ち着いた色を選んで欲しかったのに、キラキラの刺繍やラメが付いたランドセルに一目ぼれしてしまった」と言っていたので、ある程度譲れない部分があれば、沢山のメーカーが集まる展示会ではなく「ここならどれを選んでもいい!」と思えるメーカーの店舗へ直接行った方がいいかもしれません。

余談ですが、小学生の子がいるママから「2年生になると黄色の持ち物を嫌がるようになる」と教えてもらいました。というのは、1年生は帽子やランドセルのカバーが黄色。ピカピカの1年生だなぁと微笑ましくなる黄色ですが、上級生たちは「黄色=1年生」というイメージがあるようで、黄色を避けたがるそうです。お道具セットや持ち物袋、傘やハンカチまで黄色は嫌と言っていたそう。

何はともあれ、ランドセルを選んだら、作ってくれた職人さんのこと、買ってくれた家族に感謝して、6年間大切にしてほしいなと思います。

青色を選びますように…

(ライター niriko)

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