【体験談】父母会の活動が少ない園のメリット・デメリット


実際のママライターの経験をもとに、父母会の活動・親同士の接点が少ない幼稚園に入園した場合のメリット・デメリットをまとめました。

父母会とは?

園によって「父母会」「保護者会」など呼び方やルールが異なりますが、役員や係を選出し、行事のサポートや園生活をより良いものにするための話し合いなどが行われます。
活動内容なども園によって違いがあり、中には殆どの保護者が役員や何かしらの係に属し、園の行事に積極的に参加(行事で使用する小物作成など)する場合もあるようです。

活動が少ない・全員参加型ではない父母会の場合

私が子どもを入園させた園では、父母会の存在はあるものの、基本的に活動するのは各クラス内で立候補によって決められた数名の役員のみ。
役員ではない保護者たちは、運動会やお遊戯会など、その都度、お便りで立候補を募る当日の行事サポート(子どもたちの誘導や身の回りのお世話など)に参加しない限り、園に行く必要はありませんでした。

コロナウイルス感染対策などによる影響

上記のような全員参加型ではない園の方針に加え、役員に立候補しない場合は入園後に親同士の接点となり得る主なものは3つ。
①園への送り迎え
②遠足や授業参観などの親子参加行事
③保育時間後に園内で行われる課外活動後のお迎えなど

しかし、我が家の場合は、家の前まで来てくれるバス通園、保育時間後の課外活動に不参加、そしてコロナ禍の影響でほとんどの親子行事が中止になり、保護者同士の接点はほぼありませんでした。同じアパートやマンションに住んでいる場合など、同じバス停になることもあります。

入園後のメリット・デメリット

実際、入園後に私が感じた、父母会の活動に参加しない・活動が活発ではない場合に起こる、保護者同士の接点がないなどのメリット・デメリットをリストアップしてみました。

メリット

・活動を通した人付き合いのわずらわしさがない
・行事サポートや集会による呼び出しがないため保育時間を有効活用できる
・家へ持ち帰って行う作業系の行事サポートがないため保育時間後の負担がない

デメリット

ママ友をつくる機会が少ない
園生活の情報があまり入ってこない
・行事のサポートをしていないので、行事に対する達成感参加した実感が薄い
・保護者同士で話す機会が少ないため、ちょっとした疑問を先生に逐一、連絡帳や電話を介して確認する必要がある

実際に困った例

実際に通い始め、一番困ったことは子ども同士の喧嘩やケガなどトラブル時の対応です。
入園して間もない頃、我が子が一方的にトラブルに巻き込まれたと先生から連絡がありました。
園によって方針は異なりますが、今回の場合は同じクラスの保護者やトラブルの渦中にいる子どもの保護者とは直接やりとりさせてもらえず、先生を介しての現場状況の説明や今後の当事者親子への対応にわずらわしさを感じました。
事実、その後も同じトラブルが続きました。親同士、あるいは園と密に連携がとれていたり、父母会やクラス内で話し合いをする場があれば、全員で情報共有をして再発防止ができたのではないかと思います。

まとめ

父母会の活動が少ない園を選ぶ理由として、仕事が忙しくて頻繁に園の集まりや行事に参加できない、下の子のお世話で忙しい、人付き合いが苦手など事情は様々だと思います。
今はネットでほとんどの情報が手に入るため、「ママ友」など保護者同時の関わりを持たずとも園生活が成り立つのも事実です。
しかし、父母会の活動に積極的に参加して保護者同士や先生方が密に連携をとることで、子どもたちの園生活がより良いものに変化する場合もあるのではないかと感じました。
この経験から、入園前に父母会の活動状況を確認できると、春からの入園への不安も少し減るのではないかと思います。

幼稚園の父母会の悩みの次は、小学校のPTA『「PTA」転ばぬ先の杖。役員の決め方、やっぱり大変?体験談など』では、役員を経験したママたちのリアルな意見PTAの活動内容などをまとめています。

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