ままてぃプラス|子育てするママのためのサイト

赤ちゃんとのバトル!家の安全対策〜コンセント,テレビ台,本棚,キッチン等

子どもの成長は、とっても早いですよね。
「この棚は大丈夫と思っていたら、もう手が届いてる!」なんてことはありませんか?
家の安全対策について、ママたちのリアルな声を集めてみました。

01annzenntaisaku

ハイハイ赤ちゃん VS コンセント周辺

【赤ちゃんはどんなことをするの?】

・コンセントにものを入れ込む
・コードをひっぱる、そしてなめる!

赤ちゃんから見ると、とっても不思議なかたちなんでしょうね。
どのママに聞いても「うちの子はコードが好きだった~」と返答が(笑)
なかには、ヘアアイロンのコードを引っぱって、やけどしてしまった!という子もいました。

【これで解決!リアルな対処法】

①不要なコード撤去&コードを家具の裏に隠す
②「コードはさわっちゃダメ」と言い聞かせる
③コンセントカバーをつける
④首に巻きつかない程度の長さのひもを、固定して遊べるようにする

コンセントカバーは、大きくて全体をおおうタイプが良いとか。
赤ちゃんの手でつかめるサイズだと、かえって誤飲の危険があるので、気をつけましょう。
「そんなにコードが好きなら、ひもをどうぞ~」とベビーベッドの柵にひもを結んだというママも。案の定、ずいぶん長いこと遊んでいたそうです。

つかまり立ち赤ちゃん VS 角(テレビ台、本棚)

【赤ちゃんはどんなことをするの?】

・ハイハイができるようになると、ローテーブル、イス、ソファ、テレビ台につかまり立ち
・つかまり立ちで移動中に転倒!が日常茶飯事に

「テーブルの角にコーナーガードを貼ったけど、全部剥がされた…(涙)」という声も。
コーナーガードははじめの頃は安心ですが、力のついてきた赤ちゃんにはかなわないようです。

丸いローテーブルは工作や読書、
おままごとにも使えてとっても便利!

【これで解決!リアルな対処法】

①角のある家具は、別の部屋へ移動させる
②角の丸い家具を買う

ベビーサークルも、この時期になるとサークルごと倒してしまうとか(!)
我が家ではテレビ台の前に丸いローテーブルを置いて、そこにおもちゃや好きなものを並べ、角やテレビに触れることを防止していました。

よちよち赤ちゃん VS ベランダ

【赤ちゃんはどんなことをするの?】

・早い子はハイハイのときに、網戸を自分で開けられるようになる
・そして開けたり閉めたりするのにハマる

転落の危険をともなう網戸の開け閉め。
とくにママの後追いが激しい9か月頃からバトルは始まるそうです。

網戸ストッパーは100円ショップにあります

【これで解決!リアルな対処法】

①洗濯は赤ちゃんの寝ているときにor抱っこしながらする
②「一人で外に出ちゃダメ」と言い聞かせる
③網戸ストッパーを取りつける
④お家の方が見ているときに、気がすむまで網戸の開け閉めをさせる

「網戸ストッパー」は、外からも中からもロックできて安心です!
④は我が家でやってみたところ、1週間ほどで網戸の開け閉めブームは去りました。

一つ気をつけてほしいのが、親が外に閉め出されてしまうこと!
鍵もすぐかけるようになるので、ベランダにいるときは赤ちゃんの動きにご注意を。

ママと一緒にいたい赤ちゃん VS キッチン

【赤ちゃんはどんなことをするの?】

・ハイハイしはじめると、キッチンまで入ってくる
・ママと一緒にいたくて泣く

キッチンは誤飲ややけどの危険がいっぱい!
キッチンゲートをつけているママがほとんどです。
でもゲートにつかまって「わたしも入れて~!」とガタガタ揺らすので、
ゲートごと倒れてしまう危険もあるとか。

【これで解決!リアルな対処法】

①頑丈なキッチンゲートを取りつける
②休日にまとめて料理し、冷凍して、平日の料理時間を短縮する
③タッパーやボールなど、なめても平気なものをおもちゃとして渡す

キッチンゲートは中古やレンタルもありますが、ハイハイ~3歳頃まで使用するので、
私は購入して良かったです。
ただ「お皿を持ち運びするときに邪魔になる」「片手で操作するのが大変」という方も。
ゲートは買わず、「ミネラルウオーターの段ボールをキッチンの出入り口に置いている」ママもいました!
③は「キッチンから大・中・小のタッパーやボールを取り出して、ゲートの前に置く」作戦で、これで「大きい」「中くらい」「小さい」という単語を覚えたそうです。

なんでも出したい赤ちゃん VS 引き出し

【赤ちゃんはどんなことをするの?】

・つかまり立ちできるようになると、引き出しを探る
・中身を全部出す、そしてなめる

長い子は2歳すぎまで引き出しをあさるのが大好き。
「子どもの着替えを入れていた引き出しから、毎日服を放り投げられた」というママも(涙)

引き出しは家中にあり

【これで解決!リアルな対処法】

①開けられたら困るものは、別の部屋へ移動させる
②「これは開けちゃダメ」と言い聞かせる
③いたずら防止ベルトをつける
④出し入れできる箱と中身をおもちゃとして用意する
⑤取っ手が外せるものは外す(大人もあまり出し入れが頻繁でないものを入れる)

「手押し車の中にものが入るタイプを買ったら、満足してくれた」
「2ℓのペットボトルに大きめの穴を開けてガムテープで補強したら、夢中でものを詰め込んでいた」など、「ものを出し入れしたい」赤ちゃんの欲求を別のかたちで満たしてあげると良いそうです。いたずら防止ベルトは、いずれはがされてしまうので注意しましょう。

スタスタ1歳児 VS 高いところ

【赤ちゃんはどんなことをするの?】

・歩きだすと、イスに「よじ登りはじめる」
・棚の上のリモコン、コード、時計、文房具などにも手が届くようになる

ダイニングテーブルを置いている家庭は多いですよね。
活発な子は、イス→テーブル→キッチンカウンターへとよじ登っていくそうです!!

赤ちゃんから見たイス…登りたくなる?!

【これで解決!リアルな対処法】

①手が届きそうなところに重いものを置かない
②「ここは登っちゃダメ」と言い聞かせる
③どうしてもよじ登る場合は、倒れない重いものに替えるor撤去
④遊具や階段で「登りたい、高いところへ行きたい」欲求を満たす

「ダイニングに収納型のベンチを置いて、そこに小物を全部片づけた」
「ちゃぶ台を買って、ダイニングテーブルとイスはサヨナラした」など、
危険物を取り除くママが多いようです。

え、これで?!事前の予防アイディア

最後に、「そう来たか!」と驚いたママたちのアイディアをご紹介します。

人工芝は100円ショップにありました

・階段下に人工芝をひくと、痛がって近づかなくなる!
・キッチンゲートの前にビニール袋を置くと、楽しく遊んでいてくれる
・テレビは捨てた
・布団ですべり台を作って、上り下りできるようにした
・キッチンに入りたがるので、冷蔵庫にマグネットを貼って、毎日パズルしている etc…
みんないろいろと工夫していますね。マネできそうなものはありましたか?

取材後記

赤ちゃんの笑顔がいちばん♡

うまく安全を守っているママたちに共通していたのは、
「いま、子どもは何がしたいのか」をよく観察していたことでした。
「これならどうぞ」と気に入りそうなものを用意してあげると、
部屋中を予防しなくても安全に遊ぶようです。
また、大学生ママのディレクターいわく、
「いつか必ず理解するので、危ないからダメと伝えつづけることもたいせつ!」とのこと。
ママの無理のない範囲で、赤ちゃんの安全を確保してあげるといいですね。


ままてぃママライター紹介はこちら