仕事と育児を両立するママにとって、ルーティン家事は心身ともに負担が大きいもの。
そこで、ママライターが実際に「買ってよかった!」と思った家事を時短できる家電製品3種類をご紹介します。
仕事と育児の両立だけでなく、ワンオペ育児中に役立った実体験もまとめています。
全自動お掃除ロボット
我が家にあるお掃除ロボットは、専用のスロープを置くことで、部屋づたいの掃除が可能です。現在はどんどん進化して、部屋の配置を認識できるタイプもあるようです。スマートフォンと連結できるタイプなら遠隔操作なども可能になります。
メリット
・赤ちゃんの後追い時期に、別室の掃除たびに始まる後追いと号泣がなくなる
・スマホアプリと連結することで遠隔操作が可能
・タイマー機能によって、出勤や登園(登校)後の外出中の時間や曜日など稼働時間を指定できる
デメリット
・大きな食べこぼしやオモチャを吸ってしまい、故障の原因になる
・部屋の配置を覚える設定のない機種だと段差で落下(落下防止柵の購入)
・今すぐに狭い箇所を掃除したいときは、ハンディタイプの掃除機が楽
食洗機
分岐水栓の取り付けを行わず、食洗機に自分で水を入れるタイプもありますが、我が家の場合、毎回水を入れるのが面倒という理由から分岐水栓を取り付けるタイプを選びました。
3人家族に対して約5人分(食器40点)収納可能な食洗機を購入したことで、平日の出勤・通園で昼食を家でとらない日は、朝・夕の1日分の食器をまとめて洗い、時短・節水ができるようになりました。
メリット
・節水と節約が可能になる(メーカー・種類によって異なる)
・食器を入れるだけなので、不器用なパパやママでも洗い物が得意になる
・洗い物による手荒れが減る
デメリット
・汚れの種類、食洗機の種類によっては予洗いが必要
・乳幼児用の食器など食洗機非対応のものがある
・食器の種類によっては低温や高温など洗浄方法の設定変更が必要な場合がある
・水道に取り付ける分岐水栓・工賃が別途必要
・賃貸物件の場合、分岐水栓の取り付けに大家さんの許可が必要な場合もある
・部屋の構造上、食洗機の電源やアース線の取り付けが難しい場合がある
AIアシスタント機能付きスピーカー
人工知能(AI)が搭載されたスピーカーはインターネットサービスと連結して、音声で天気やニュースを調べたりすることができます。
メリット
・家事や子どものお世話(授乳中・抱っこ)で手が離せないとき、声だけで様々なことが可能
・各家電製品のリモコンと連結して、声によって家の電気・テレビ・冷暖房などオン・オフが可能
・ストリーミングサービスやアプリなど対応可能なもので統一すれば、スピーカーに話しかけるだけで、音楽を流したり、カレンダーアプリなら今日の予定を聞くなどアプリの機能を最大限に活用できる
デメリット
・リモコンと連結できるタイプのスピーカーでも、リモコンが赤外線で操作するタイプのものでないと連結できない
・AIアシスタントの種類によって対応するストリーミングサービスの種類やアプリが異なる
まとめ
私の場合、花粉症とハウスダストアレルギーを持っていて、自分で掃除機をかけることでアレルゲン物質が舞い上がり、掃除によって自ら症状を悪化させているのではないかと思っていました。外出時に掃除ロボットを稼働させることで、とくに春や秋は症状が緩和されたと感じています。
ただし、子どものブロックやビーズなどの小さなオモチャを吸い込んでしまうこともあり、稼働前に目視でこれらが散乱していないか確認はするようにしています。
また、子ども自身もオモチャを出しっぱなしにしておくとお掃除ロボットに吸われてしまうと小さいうちに理解したことで、親が注意しなくても片付けの習慣が身に付きました。
食洗機は種類によっては、手洗い以上の節水・節約、高い洗浄力を持つものや、ニオイ抑制・除菌に特化した商品もあります。
私の場合、とくに洗い物による冬の手荒れ問題の向上により心に余裕ができ、食洗機は心身ともに助かる家電だと思っています。
AIアシスタント機能付きスピーカーは、家事で手が離せないときや授乳中に暖房をつけたいとき、深夜の寝かしつけ中に別室の電気の消し忘れに気が付いたときなど、とくに授乳期や抱っこが多い時期に音声で家電オン・オフができる点が、ワンオペ育児中のママに勧めたいポイントです。
メーカーや種類によって機能も異なるため、欲しい機能や価格を考えルーティン家事の時短家電を選ぶことで、無理なく育児と仕事を両立させていきたいですね。
出身は茨城県。園児の息子が1人。
趣味は漫画・アニメ鑑賞。
オタク気質で、息子に買い与えたはずのミニカーに私がドハマりし、いつの間にか立派なミニカーコレクターに。
好物はフライドポテト。減量を諦め、現状維持に励む日々。